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 ここで書いたことはなかったのだけど、3年前にマツダのCX-3を新車で買って、先日売却の契約を結びました。デミオベースの車体にSUVのボディを乗っけ、1.5リッターディーゼルターボという、独身男性ぐらいにしか訴求しないような車(でも意外にも女性ユーザが多いとか。本当かな...)。

 惹かれたのはなんといってもデザイン。2016年、ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー最終選考3台に選ばれたのは伊達じゃない(ちなみに受賞はロードスター)。走りについてもディーゼル特有の低中域のトルクは一度味わってしまうと癖になり、何より「人馬一体」を掲げるだけあって、実に走っていて気持ちいい車でした。難点は室内の狭さ、所詮デミオなので、見た目ほどの容量はない。でもそれを補って余りある美しさ。未だにこの美しさは健在だと思うし、このクラス・価格帯でこれ以上に美しいデザインの車はないと思っている。
 
 当初は10年以上、買取価格が気にならない(限りなく0に近づく)ぐらい乗り続けようと思っていたのだけど、売ると決めてしまったのだからしょうがない。「新マツダ地獄」(注)と揶揄されたりもしてるけど、マツダ車は毎年のようにマイナーチェンジを繰り返すので、当然買取価格も下がる・・・と思ってたのだけど、意外とそうでもなかったというのが嬉しい驚き。だって買った年のマイナーチェンジでGベクタリングなる、コーナリング安定度を高める機能が、昨年にいたってはディーゼルエンジンが1.5リットルから1.8リットルと、完全に先代ユーザー置いてけぼり。

 最初はディーラーで買い取り価格を出してもらおうかと思ったけれど、まあ彼らは新車を売るのが商売であって中古車はおまけみたいなものなので、買取業者に見積もりを依頼。詳しいことは割愛するけれど、よく言われる3年で新車は半額というのより大幅に上だったので良しとします。感触としては、もっと時間をかけ色々と巡り、営業の方と時間無制限の攻防を繰り広げれば、あと数万の上乗せはできたのかもしれないけど、もうそれは面倒だったので、一番縁のあったところに、最後はこれで決めてくれたらあと全部断りますといって交渉。相手も作戦だったり演技があったりしたのだろうけど、向こうだって商売なわけで、最高値で買ってもらおうなどという一方的な勝ちは端から諦めていた(注2)。貴重な週末をこれ以上使うよりは、とりあえず相場を外しておらず自分の納得できる金額が出ればもういいやと。

 車の売却については、圧倒的に売るほうが不利だと言われてます。なぜなら買取業者は相場を知っているので(中古車は基本的にオークションで売買)いくらで買えばどれだけ利益が出るか計算できる一方、僕らはその絶対的な相場を知ることができず、自分で聞きまわって相対的に判断するしかない。ネットで調べると、複数業者を呼び集めてオークション形式にすれば良いなんてことが書かれてたけど、そんなメンタルはありません。談合されたら太刀打ち出来ないし。
 
 でまあ、なんとなく腑に落ちた説明を書いておきます。まずは年式や走行距離、自分の車の条件に近い車の、最新中古車販売価格を調べること(これはこれで簡単ではないけど、ネットでいくらでも手に入る)。そこから販売店の利益分、20~30万差し引いた価格が、大体どこも出せる限界。ディーラーの下取りは値引き分含むのでこの限りではないかもしれないけど。例えば180万円で売られている中古車と同等の車を180万で買ってくれる業者はないし、130万が限界です!と言われてOK出してしまうと買取業者としては、してやったりでしょう。なので車を売るときは、高く買い取ってくれる業者を探す前に、コンディションが同じような中古車探しをすると良いのかなと。あとはヤフオク的に個人売買ができれば、間に業者が入らない分、上乗せができるような気はします。名義変更やらなんやら手続きが面倒(とお思われる)という壁はあるけれど。

 次の車の話は2ヶ月後ぐらいに・・・。


注:元々のマツダ地獄という言葉は、たぶんこんな漢字。その昔、マツダは車が売れないので、新車の大幅な値引きをしていた。そうすると車自体の価値が下がるので、買取価格が上がらず、一度マツダ車を買ってしまうと次もマツダのディーラーで買わざるを得ない(ディーラーの新車購入時の上乗せ分含めた下取りぐらいしかまともな買取価格がつかない)。ただ、10年乗り潰せば価値は0になると思うのだけど。

注2:これと同じ話で、新車を買うときの値引きも同じようなことを考えてました。どこよりも安く買いたいというのは疲れるだけだし、相場と同等かそれ以上(と自分で思える)の値引きを提示してもらえたらそれでいいかなと。お決まりのように「予算はいくらですか?」と聞かれるけど、そんな数万の違いで車を買う買わないという話になるのは違うと思うし、そもそもその数万を出せないようであれば新車なんて買わない。

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take(take@blue-jam.com)
1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
音楽と夏と海をこよなく愛してます。
強く、やさしく、フェアに

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