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 時は19年前、hmvで、タワレコで、FMラジオも、テレビでも、日本中でこの曲が流れていた。日本ではこの1曲でその後彼らの曲が流れることはなかった。プロデューサーがうまいことやった、若き才能の一瞬の煌めきだと思ってた。サビの歌詞なんていらないんだと思った、15歳の夏。


(MMMbop/hanson)

 そしてたまたま、まだこの曲が歌い続けられていることを知って感動。3人の音楽に対して真面目な姿勢がとても気持ちいい。この楽曲が世に出てもう20年とのこと。Congratulations on your 20th anniversary!

 1997年を彩ってくれた。そんな音楽が確かにあった。


tyamashita2013.jpgTATSURO YAMASHITA Performance 2013

神奈川県民ホール
2013.11.6

山下達郎(vo,g)
小笠原拓海(ds)
伊藤広規(b)
難波弘之(key)
柴田俊文(key)
佐橋佳幸(g)
宮里陽太(sax)
国分友里恵(cho)
佐々木久美(cho)
三谷泰弘(cho, key)

 山下達郎氏のネタバレ配慮の希望を尊重してましたが、クリスマスイブの千秋楽を無事終えたようなのでようやく書くことができます。

 1年半ぶりとなる山下達郎ツアー。今回は幸運にもe+のファミリーマート先行抽選でチケット確保できました。当選後は勝手に事が進むだろうと思ってたら、チケット支払期限というものがあり、たまたまGmailをチェックしなかったらアウトだったというエピソードもありつつの、通算4回目。一応皆勤賞。

 席は2F席1列目という、神奈川県民ホールの規則で立ってはいけない席。終盤の盛り上がりで体を動かせないのは残念だったけど、席は1列目のど真ん中で(2つ隣に記録撮影用と思われるビデオカメラが固定されてた)、前に何もなくステージを見られるのはとても気持ちが良いものだし、それより何より、本当に音が良かった。ホールの中では間違いなく過去最高。達郎さんに音へのこだわりと、神奈川県民ホールが持つ歴史の深みと、そして抜群の位置がすべてマッチした最高の席でした。良い音で聴きたければ家でCDを聴けみたいな言葉もあるけど、家のステレオから出てくる音をはるかに凌駕した素晴らしい音響でした。


SLT_DVD.jpg25th Anniversary SING LIKE TALKING
Amusement Pocket 25/50

東京国際フォーラムA
2013.4.27

佐藤竹善(vo, g, key)
藤田千章(key)
西村智彦(g)

松原正樹(g)
松原秀樹(b)
小笠原拓海(ds)
塩谷哲(p)
大儀見元(per)
大滝裕子(cho)
露崎春女(cho)
村田陽一(tb)
中野勇介(t)
鈴木 圭(sax)

 今年4月に行われたシングライクトーキング デビュー25周年ライブのDVD。8月に発売されて以来、もう幾度となく繰り返して見ているが、全く飽きることなく、今でも時間が空いたら頭から最後まで観てしまう。もはや家宝。あまりにも良すぎるので、最初から最後までレビューを書きます。


ジャンクフジヤマwithザ・ジェネレーションズ

2013.10.6 1st stage
ジャンク フジヤマ(vo, g)
田中晋吾(b)
小久保秦延(ds)
呉服隆一(key)
坂田明奈(sax, cho)

Special Guest
天野清継(g)

 今年の5月、Shibuya-AXで初ライブを観て以来すっかりファンになってしまったジャンク フジヤマ@モーションブルー。目黒のブルースアレーがホームっぽいので、横浜に来てくれるのが凄く嬉しい(でも実は過去何度かここでやってるんですね)。仕事できついかなと思ってチケットは取ってなかったのだけど、何とかなったので前日滑り込み。


JunkAX.jpgジャンク フジヤマ with ファンタジスタ TOUR 2013
SHIBUYA-AX
2013.5.12

ジャンク フジヤマ(vo, g)
村上“ポンタ”秀一(ds)
松原正樹(g)
坂本竜太(b)
柴田敏孝(key)
本間将人(sax, key)
斉藤ノヴ(per)
KAZCO(cho)
ハルナ(cho)
FIRE HORNS(tp, tb, sax)

 今ノリにノッてるジャンク フジヤマ。前から存在は知っていたのだけど、バックミュージシャンの豪華さにつられて初ライブに行ってきました。山下達郎の声に角松敏生のメロディとはよく言ったもので、まずは否が応でもこの特徴的なボーカルに気が囚われてしまう。正直に言うと、そのことに対して僕はややネガティブな印象を持っていた。それが達郎さんのコピーに近いようなものであれば、その完成度はどうであれ、本物に勝るものはないだろうと。でも食わず嫌いも良くないかと思い、とにかくバックの音楽が楽しみで思い切って飛び込んでみました。そして、このライブに行った後に残った気持ちの中には、もはや山下達郎も角松敏生もなくて、ただ純粋にジャンクすげーじゃんというリスペクトと彼の音楽に出会えた喜びだけでした。


slt25th_20130427.jpg25th Anniversary SING LIKE TALKING
Amusement Pocket 25/50
東京国際フォーラムA
2013.4.27

佐藤竹善(vo, g, key)
藤田千章(key)
西村智彦(g)

松原正樹(g)
松原秀樹(b)
小笠原拓海(ds)
塩谷哲(p)
大儀見元(per)
大滝裕子(cho)
露崎春女(cho)
村田陽一(tb)
中野勇介(t)
鈴木 圭(sax)

 良かったです。ただただ良かったです。生で音楽を聴くことの大事さと喜びを同時に噛み締めた3時間半強だった。


ntbf_2013s.jpgNothing But The Funk
Billboad-Live TOKYO
2013.1.5 1st stage

沼澤尚(ds)
森俊之(key)
Raymond McKinley(b)
Eddie M(vo, sax)
Steve Baxter(tb)
Nate Mercereau(g)
Karl Perazzo(per)

 念願のNothing But The Funk。二十歳ぐらいにこのグループの存在を知って、でも当時ブルーノートとかそういう場所は恐れ多くて行けなくて(どうやったらチケットが取れるのかわからなかった。まさか電話一本で良かったとはね)、きっと凄い音楽の世界が繰り広げられているのだろうと想像していた。それでブルーノートやらコットンクラブに行き慣れたころには活動休止してしまっていてて、いつの間にかの活動再開を知らなく、今年ついに初ライブ。初めてのライブって緊張します。特にNTBFはCDも出ていないので、どんな音楽なのか全くわからない。それがたまらなくワクワクさせてくれる。


tk_yend_2012.jpgTOSHIKI KADOMATSU
Year-end party in TOKYO "Do You Wanna Dance?"

2012.12.7 中野サンプラザ

角松敏生(vo&g&per)
玉田豊夢(ds)
鈴木秀俊(g)
中村キタロー(b)
森俊之(key)
本田雅人(sax)
小島恵理(cho)
vahoE(cho)

 久々の年末中野サンプラザ。4,5年ぐらい前までは、毎年のように年末中野サンプラザライブを行ってたので、もはやこの時期恒例行事だった。3Daysあれば3日行くし、日替わりで内容が違うなんてこともあった。というわけで、懐かしの中野。僕が角松に出会った場所でもあり、すべてはきっとここから始まった思い入れの地。しかも"Do you wanna dance?"ときたら、期待は否が応にも高まる。


kwmrx2012.jpgMotreux Jazz Festival Japan in KAWASAKI
2012.11.23 昭和音大テアトロ・ジーリオ・ショウワ

Masato Honda B.B.Station Guest守屋純子
本田雅人(sax)
守屋純子(p)
竹中俊二(g)
櫻井哲夫(b)
田中英二(ds)

鍬田修一(sax), 吉田治(sax), 鈴木圭(sax)
近藤和彦(sax), 小林正弘(tp),高荒海(tp)
岡崎好朗(tp), Luis Valle(tp), 中野英二郎(tb)
片岡雄三(tb), 半田信英(tb), 山城純子(tb)

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David Sanborn(sax)
Gene Lake(ds)
Nicky Moroch(g)
Ricky Peterson(key)
Richard Patterson(b)

 モントルー・ジャズ・フェスティバルというのはスイスで行われているその名の通りジャズ祭りで、日本の川崎でやるのになぜか名前がそのまま、これはいかがなものだろうと思う。言うなれば、フジロック・フェスティバル in Switzerland, Geneveと同じ。変ですよね。変だと思う。普通にカワサキ・ジャズ・フェスティバルでいいじゃないかと思うけど、色々な事情があるのだろう。そんな事情はさておき、こういうフェスだからこそ実現した、本田雅人のビッグバンドとデビッド・サンボーンが同じステージのくくりという感涙の企画。過去どちらもブルーノートで観たことがあるけれど、それぞれ1ステージ7000円ずつしますよ。なのにS席で6000円という非常にお得な祭典。今までたいして気にもかけてなかったけれど、日本のジャズ・フェスティバルも捨てたもんじゃないということで、これからはチェックしていこうと思います。


dofs_rr.jpgThe Dukes of September Rhythm Revue

2012.11.2 パシフィコ横浜 大ホール

Donald Fagen(vo, p)
Boz Scaggs(vo, g)
Michael McDonald(vo, key)

Shannon Forrest(ds)
Jon Herington(g)
Freddie Washington(b)
Jim Beard(key)
Michael Leonhart(tp)
Jay Collins(sax)
Walt Weiskopf(sax)
Carolyn Leonhart(cho)
Catherine Russell (cho)

 凄すぎて言葉も出ないメンバー。なぜこのAORビッグ3が組んだのかさっぱりわからないが、"Dukes"として2010年からアメリカでは活動していたようであり念願の来日ツアー。偶然にも深夜放送でこの存在を知り、すぐにチケットを取ることができたので観てきました。まるで奇跡のようなステージと、サウンド以上の重みを感じさせる音楽でした。驚くなかれ、3人合わせて192歳。


2012_30thComplete.jpgTOSHIKI KADOMATSU
30th Anniversary Complete Live Tour

2012.5.31 NHKホール
2012.7.8 神奈川県民ホール

角松敏生(vo&g&per)
石川雅春(ds)
鈴木秀俊(g)
中村キタロー(b)
森俊之(key)
本田雅人(sax)
小島恵理(cho)
vahoE(cho)

 一体いつまでデビュー30周年を引っ張るんだ、30周年目だからというエクスキューズもあるが、追加公演の神奈川県民なんて完全に31年目じゃないか・・・という思いは置いておき、それでも角松の音楽に触れられた2日のことを。でも普通にPerformance 2012と題してライブやってくれればいいのにとは思います。


tyamashita2012.jpgTATSURO YAMASHITA Performance 2011-2012

神奈川県民ホール
2010.4.1

山下達郎(vo,g)
小笠原拓海(ds)
伊藤広規(b)
難波弘之(key)
柴田俊文(key)
佐橋佳幸(g)
宮里陽太(sax)
国分友里恵(cho)
佐々木久美(cho)
三谷泰弘(cho, key)

 3回目となる山下達郎のライブ。今回のツアーは年をまたいでいるので3年連続ではないけれども、幸運にもツアーそのものとしては3回連続で行くことができ、そしてその3回とも神奈川県民ホール。中野公演の事前抽選に外れ続け、神奈川県民・中野の発売日も即完売表示が出て諦めかけていた中、ふと奇跡のように転がり込んできた、まさにプラチナチケット。

 初めて見たときは、そりゃもうとんでもなく感動した。ライブ録音CDの『JOY』などでそのクォリティの高さは知っていたものの、その圧倒的なまでのパフォーマンスに見事なまでに打ちのめされた。こんなにも完成度のライブが存在していたのか、と。翌年は当初のような感動こそなかったが、1度見ているからこそ味わうことのできる、また違った興奮に包まれた。

 そして今回。3回目となると、全体の流れがどういうもので、何が定番なのか、などと言った予備知識を持って臨むことができる。その一方で、若干マンネリに感じてしまうのではないかという危惧があったのも事実。でも全く心配無用だった。この日のライブは本当に神がかっていて、ツアーの他公演を知らないでこんなこと言うのもなんだけど、「伝説のカナケン」と言っても過言ではない内容だった。すごかった。


wherethelightis.jpgWhere The Light Is/John Mayer

 シンガー・ソング・ライターであり、抜群のギターテクニックを持つジョン・メイヤーのライブBlu-ray。2007年のカリフォルニアNOKIAシアターで行われた内容を収録。CD1枚ぐらいの値段で映像も音もかなりのクォリティということもあり、最近この手のライブBlu-rayを立て続けに買ってます。たぶん音楽業界が生き残る鍵はこの辺にある(日本みたいなぼったくりカルテルやってたらダメだろうけど)。DVDや地デジを初めて目にしたときも感動したけれど、ブルーレイは円熟味という点でまた別の感動があります。ついに家庭でもここまできたかと。

 実際のライブがどう展開されたのかはわからないが、最初はアコギ弾き語り、続いてジョン・メイヤー・トリオ、そして最後はフルバンドという構成。

 アコギ一本で始まる<Neon>からもう鳥肌モノ。ギターのテクニックは最初から定評があったけれど、実際のパフォーマンスを目にするともう圧倒的と言う他ない。Tシャツにジーンズというどこにでもいそうな青年は、ギターをもたせたらとんでもなかった。3大ギタリストが世代交代するとしたら、間違いなく真っ先に名前が挙げられるだろう。声もブルース調が似合ういい声で、ファルセットも綺麗、おまけに甘いマスク。クラプトンと比較するのは時期尚早かなとも思うが、まあそういうレベルだと思う。

 続いて、スティーブ・ジョーダン、ピノ・パラディーノとのトリオ。トリオと言っても、ジョン・メイヤーはギターにボーカルなので、どちらかというとスリーピースバンド。スーツに身をまとったジョンは一気に大人っぽくなり、音も貫禄たっぷり、顔だけが若いというアンバランス。スティーブ・ジョーダンはプロデュースもやっていてて、音楽的には間違いなくステップアップなのだけど、初期の若さ全開のロックンロールから離れつつあるのが寂しいところでもある。とは言え、凄腕ミュージシャン2人に全く引けを取らないばかりかむしろ悠長に主張している感さえあるところは、さすがとしか言いようがない。収録されてるインタビューでジョンが言っていたが、凄い音楽に触れた時はどういうわけか笑いが込み上げてくる。そんな感じ。

 最後はフルバンド。ジョン・メイヤー・トリオは、その若さで一体どこまでいくつもりなんだよと思ってしまうが、こっちは少し安心する。通常のバンド編成+トランペット・サックスに、ギターは自身も含めて3本というのはやはりこだわりなのだろう。自分でソロを弾かずにリズムに徹することもあって面白い。レイ・チャールズのカバー<I Don't Need No Doctor>はただただ凄い。一見の価値ありです。あと、この人は一体ギターを何本持ってるんだろうと思うぐらい、曲によってギターを変えてます。こういうのもライブ盤CDではわからないところ。最後の<I'm Gonna Find Another You>まで、全く飽きさせることなく楽しませてくれます。

 エンディングでカリフォルニアの夕暮れをバックに、<The Heart Of Life>を演奏するのもかっこいい。そしてエンディングクレジットで同曲のライブ版をもう一度。

 万人受けはしないかもしれないが、ジョン・メイヤーは本当にうまいです。ギターがうまい、歌がうまい、というよりも、音楽そのものがうまい。音楽の神に愛された青年とでも言うか。ルックスが良いので若干ゴシップを賑わせたこともあるが、周囲からの評価も高いし、このままきっちりと音楽に向かい続けて欲しい。この腐りきった現代の音楽シーンの中で唯一の光と言っても過言ではない。同年代として生きられることを、リアルタイムで彼の音楽に触れられることを本当に嬉しく思います。


fallinbtwnlive.jpgFalling In Between Live/TOTO

Steve Lukather(vo, g)
Bobby Kimball(vo)
Simon Philips(ds)
Greg Phillinganes(vo, key)
Leland Sklar(vo, b)
Tony Spinner(vo, g)

 TOTOの解散ライブBlu-rayを買ったらとても良かったので紹介したいと思います。TOTOというのはボズ・スキャッグスがレコーディングで集めたバンドメンバーから生まれたようなバンドで、1970年代後半にデビュー。いわゆるLAサウンド的だけれど、その演奏レベルは他のバンドとは一線を画す。いわゆるAOR(Adult Oriented Rock)の代名詞的存在。しかしその後メンバーの入脱退が繰り返され、もはやオリジナルで残っているのはスティーブ・ルカサーとボビー・キンボールだけ。そういう意味で、本来バンドなのだけどライブのクレジットを書いてみました。

 僕がTOTOを知ったのは、多くの人同様、不世出のドラマーJeff Porcaroが参加しているということからだった。特に大学の時に車の中でしょっちゅう聴いていたので、今でもTOTOの曲を耳にすると車を走らせていた時のことを思い出す。ただしオリジナルメンバーが残したアルバムはわずか4枚。まずベースのデビッド・ハンゲイトが抜け、スティーブ・ポーカロが抜け(メンバーとして抜けたがその後も変わらず参加し続けた)、そして何より1992年ジェフ・ポーカロの死去。この時点でTOTOは終わったようなものだけど、彼らは続けた。代わりにサイモン・フィリップスを迎え、賛否両論あったようだけど、その後も黙々と活動を続けた。ちなみに僕はサイモン・フィリップスが参加したアルバムは1枚も持ってません。別に彼に恨みはないけれど、それ以上にポーカロの存在が大きすぎた。

 そして決定的なのがデビッド・ペイチが一線から退いたこと。ポーカロとペイチなくして何がTOTOだということで、バンド自体も解散に向かう。このライブはそんな中での最後の公演(と思われていたもの)であり、ペイチは不在、しかもハンゲイトの代わりとしてベースをつとめてきたマイク・ポーカロも病気により欠場(その後彼を支援すべくいくつかライブが行われた)。でもとりあえずTOTOは自分の青春そのものでもあるので、解散ライブは観ておきたいと思い購入。

 デビューからおよそ30年、みなそれなりに衰えるし、それが良い方向に向かうこともあれば悪い方向にも向かう。やはりボーカルはキンボールもルカサーも高音がきつそうで(それでも出てるところが凄い。皆50過ぎだし、キンボールなんか60だ)、<Stop Loving You>はサポートのトニー・スピナーがボーカルをとってた。でも面白いのはそれでもTOTOはTOTOで、もうポーカロ以上にTOTOメンバーとしてドラムを叩いてきたサイモン・フィリップスはバンドメンバーの顔をしていたし、グレッグ・フィリンゲンスもうまくて面白い。演奏自体はデビッド・ペイチより上なんじゃないだろうか。ボーカル含めたらペイチの代わりにはなれないけど。

 ブルーレイということで音質も画質も非常に良いです。音はおそらくスタジオでいくらかいじっているはずだけど、それでもこれぞプロのライブという感じで非常に見応えがある。ロックなんだよな、TOTOは。これが1400円とかで買えるのだから、いい時代です。日本の詐欺みたいな価格のCDが売れなくて当たり前だろう。TOTOは何度か来日公演に行くチャンスがあったけれど、メンバーや衰えを理由にパスしてきた。今思えば行っておけば良かった。いいライブであればあるほど生で観たいなという欲求が出てきてしまうし、何よりTOTOがライブをやることはもうないのだから(ただし、前述のとおりマイク・ポーカロ支援を目的として去年日本でも公演が行われた)。


tk20111217.jpg角松敏生
30th Anniversary Performance 2011 -Winter-

2011.12.17 松戸 森のホール21

角松敏生(vo&g&per)
玉田豊夢(ds)
鈴木秀俊(g)
山内薫(b)
森俊之(key)
本田雅人(sax)

 3年ぶりの年末恒例中野を逃したものの、好意により翌日松戸公演に行けることに。ただし場所は千葉県松戸市の八柱という駅。リアルに電車で2時間かかるため、土曜日だったので何とか行けたけど、平日だったら行けないな…。千代田線・常磐線乗り入れルートで行ったら、色々と遅れ、結局最寄り駅に着いたのが開演20分前。バスは混んでて乗れず、1km強の道をiPhone片手に急ぎで歩きました。ありがとうiPhone、GPSと電子コンパス着いてて良かった。無事開演5分前には到着。


tk30thACD.jpgTOSHIKI KADOMATSU
30th Anniversary Live

2011.6.25 横浜アリーナ

角松敏生(vo&g)
江口信夫(ds)
玉田豊夢(ds)
梶原順(g)
鈴木秀俊(g)
中村キタロー(b)
山内薫(b)
小林信吾(key)
森俊之(key)
友成好弘(key)
田中倫明(per)
大儀見元(per)
本田雅人(sax, fl)
数原晋(tp)
中野勇介(tp)
中川英二郎(tb)
千秋(cho)
凡子(cho)

-Special Guest-
斉藤ノブ(per)

 角松敏生、デビュー30周年ライブに行ってきました。20周年は2日間野外ライブと思ったら初日は台風で中止、25周年は終演が0時半近くと、話題に事欠かない5年に一度のお祭り行事。シングルヒット1つないのに、30年歌い続けて、今なお横浜アリーナを満杯にできるっていうのは、彼が残した1つの軌跡だろう。


kwhalum2011.jpg

Kirk Whalum -The Gospel According to Jazz-
COTTON CLUB
2011.3.1 2nd stage

Kirk Whalum(sax)
Marcus Finnie(ds)
John Stoddart(key, vo)
Kevin Turner(g)
Braylon Lacy(b)

 コットンクラブで、大好きなサックス奏者カーク・ウェイラムのライブを観てきました。この人のプレイを生で聴くのは5年前にブルーノートで観たデイヴ・コズのライブ以来。今回は、正真正銘カーク・ウェイラム名義。


tyamashita2010.jpgJACCS PRESENTS
   山下達郎
Performance 2010

神奈川県民ホール
2010.10.26

山下達郎(vo,g)
小笠原拓海(ds)
伊藤広規(b)
難波弘之(key)
柴田俊文(key)
佐橋佳幸(g)
土岐英史(sax)
国分友里恵(cho)
佐々木久美(cho)
三谷泰弘(cho)

 1ヶ月前のことになるけれど、今年も山下達郎ツアー@神奈川県民ホール、参戦してきました。断言します。日本最高のライブが、ここにはあります。


cdandy2010.jpgTOSHIKI KADOMATSU
Performance 2010 “Citylights Dandy”

神奈川県民ホール 2010.10.3
中野サンプラザ 2010.11.2

角松敏生(vo, g)
玉田豊夢(ds)
今剛(g)
松原秀樹(b)
森俊之(key)

 角松の今年発売された新アルバム『Citylights Dandy』のツアーに行ってきました。今回は地元の神奈川県民と、千秋楽の中野に参戦。もちろん、その時、その場限りでしか成立しない瞬間というものは多々あるけれど、コンサートの内容としてはほぼ同一と言って良いだろう。それほどまでに完成された、有無を言わさない完璧なまでのパフォーマンスが披露されたライブでした。


2010CHIAKI.jpgTOSHIKI KADOMATSU Presents
CHIAKI Solo TOUR 2010 “チアキ、都へ行く”
2010.8.25 SHIBUYA-AX

チアキ(vo, 三線)
角松敏生(vo, g)
江口信夫(ds)
今剛(g)
松原秀樹(b)
小林信吾(key)
本田雅人(sax)

 渋谷AXで角松バンドにコーラスとして数年間参加し続けた、しゃかりのボーカル、チアキさんのライブを観てきました。何と言ってもこのバンド、全て日本を代表するミュージシャン!特にサックスとして本田雅人を迎えているあたりがとんでもなく豪華です。


mhondabb.jpg

MASATO HONDA B.B.STATION -BIG BAND NIGHT-
Blue Note Tokyo
2010.6.26 1st stage

本田雅人(a.sax, s.sax, fl, vo)
佐山雅弘(p)
梶原順(g)
櫻井哲夫(b)
鶴谷智生(ds)

鍬田修一(sax, fl), 吉田治(sax, fl), 山本修平(sax, fl), 長島一樹(sax, fl)
佐久間勳(tp), 五反田靖(tp), 小林正弘(tp), 田中充(tp)
佐野聡(tb, hm), 川原聖仁(tb), 半田信英(tb),秋永岳彦(tb)

 久々のブルーノートで、本田雅人率いるビッグバンドを聴いてきました。生きてて良かった。


 もう1年半前のことになってしまったけれど、部屋の整理をしてたら当時作ったCDが出てきたので。なんかもう遠い過去のことのような気がしますよ。

 式が全部終わってヘトヘトになって、もうこのままバタンと寝たいと思いつつも、笑顔でプチギフトを配ったことだけは、よく覚えてます。ちなみに中身はマカロン。引き菓子があるのにこんなもんいらないだろうとは思うものの、なんだかんだで結婚式というのは、幸せな夫婦に漬け込んで金を取ろうとしてくるわけです。


liveatlast.jpgLive at Last/Stevie Wonder

 2008年、イギリスのO2アリーナで行われたスティービー・ワンダーのライブDVD。彼のライブ映像が公式DVDとして出るのはこれが初めてとのこと。価格も輸入版なら安かったので(リージョンフリー、ちなみに国内版は倍以上する)、ついつい購入。とびっきりの音楽がつまってて、先週届いてから1週間、ほぼ毎日ちょこちょこ見てます。

 もちろん捉え方は人それぞれだろうが、ライブ内容はスティービー・ワンダーの歴代ヒット曲がほぼ全て網羅されている。日本でも色々な場面で彼の楽曲を耳にすることは多いけど、そのいずれの曲も入ってる。バンドは14人と豪華な編成で、娘のアイシャもバックボーカルとして参加。当然<Isn't She Lovely>も聴けます。演奏は基本的にはオーソドックスだけど、細かいアレンジやホーンが何とも良い味を出してるし、何よりスティービー・ワンダー本人のパフォーマンスが凄すぎる。音楽、そして生きることに対する愛で溢れている、ものすごく楽しそうなステージ。

 それにしても客席のイギリス人達のノリの良いこと。促されての大合唱はもちろん、出だしの演奏から一緒になって歌うし、サビも合唱。お行儀の良い日本人の一人である自分にとっては、これだけ自由な気持ちでライブに臨めたら最高だろうなと思ってしまう。もちろんこれは自分の心がけ次第ではあるのだけどね。

 つい2,3年前までスティービー・ワンダーの作品は何となく敬遠してきたけれど、純粋に音楽という視点からすれば、今の時代で頂点に立つのはこの人だろう。同じ時代に生きられていることを音楽の神様に感謝したい。というよりも、彼こそが音楽の生ける神様と言っても過言ではないかもしれない。神様が音楽と戯れる、というのはいささかオーバーな表現だが、

 不謹慎で申し訳ないが、二十歳のときに偶然見かけた言葉がある。「この人が亡くなったとき、そのときの世間の悲しみはジョン・レノンの比ではないだろう」。僕はこの言葉がいつまで経っても忘れられない。


incog2010.jpgINCOGNITO
Motion Blue Yokohama
2009.1.6 1st stage

Jean Paul "Bluey" Maunick(g,vo)
Vanessa Haynes(vo)
Joy Rose(vo)
Tony Momrelle(vo)
Paul Greenwood(sax, fl)
Sid Gauld(tp)
Dave Williamson(tb)
Matt Cooper(key)
Francis Hylton(b)
Pete Ray Biggin(ds)

 昨年に引き続き、今年も一発目はINCOGNITO!平日で仕事だろうが、終業時刻で飛び出してギリギリだろうが、彼らが横浜に来ると知ったら行くしかない。


tk20091120.jpgTOSHIKI KADOMATSU
Performance 2009 “NO TURNS”

神奈川県民ホール
2009.11.20

角松敏生(vo, g)
今剛(g)
梶原順(g)
江口信夫(ds)
松原秀樹(b)
森俊之(key)
小林信吾(key)
田中倫明(per)
千秋(cho)
凡子(cho)

 今年の3月に発売された角松敏生『NO TURNS』を引っさげたツアーに行ってきました。いつもなら1ツアー2,3公演参戦するのだけど、DVD収録するというNHKホールは音響がよろしくないため(あの山下達郎も苦戦したほど)、今回千秋楽の県民ホールに全力投球!


dbenoit2009.jpgDavid Benoit
COTTON CLUB
2009.7.19 2nd show

David Benoit(p, key)
David Hughes(b)
Jamey Tate(ds)

 今年も、夏の始まりはデビッド・ベノワ@コットンクラブ。今年はどうするかなと迷っていたのだけど、気がつくと予約してました。これで3年連続。今回も、またまた素晴らしい土曜の夜をプレゼントしてくれました。


ty2009.jpgTATSURO YAMSHITA
PERFORMANCE 2008-2009

神奈川県民ホール
2009.4.20

山下達郎(vo,g)
小笠原拓海(ds)
伊藤広規(b)
難波弘之(key)
佐橋佳幸(g)
土岐英史(sax)
国分友里恵(cho)
佐々木久美(cho)
三谷泰弘(cho)

 念願の山下達郎。この人のライブが見られたらもう思い残すことはない、っていうぐらい一度は見たかったライブで、何度も何度も抽選で落ち続けようやく手に入った貴重な1枚。青山純&伊藤広規のリズム隊は観られるのか?クラッカーはいるのか?一人多重ア・カペラは何を?と、行く前から非常に楽しみだったライブ。

 期待を裏切らない、人生最高のライブでした。


CCross2009.jpgChristopher Cross
Billboard Live Tokyo
2009.4.4 1st stage

Christopher Cross(vo&g)
Dave Beyer(ds)
David Mann(sax)
Andy Ezrin(p)
Jonathan Clark(b)

 3年半ぶりにクリストファー・クロスのライブを観て来ました。1年半ぶりのビルボード・ライブ。


mhbj200902028.jpgMasato Honda featuring Bob James "Across the Groove"
2009.2.28 2nd stage
Blue Note Tokyo

本田雅人(sax)
Bob James(key)
則竹裕之(ds)
梶原順(g)
Gregg Lee(b)

 ブルーノートで本田雅人のライブを観てきました。まさかまさかの、ボブ・ジェームスとの共演。


ec2009.jpgEric Clapton Japan Tour2009
日本武道館
2009.2.27

Eric Clapton(vo, g)
Abraham Laboriel Jr.(dr)
Willie Weeks(b)
Doyle Bramhall II(g、vo)
Chris Stainton(key)
Michelle John(cho)
Sharon White(cho)

 日本武道館で、エリック・クラプトンのライブを観てきました。クラプトンは何となく高校生のときから聞いているので、かれこれ12年ぐらいの付き合いになるのだけど、このたび初ライブ。


 歓談で使ったBGM編。結婚式では「音」のない状態が厳禁らしく、進行の合間に流すBGM用として1枚CDを作った。特にシーンを意識する必要がないので、自分の大好きな音楽を選んだけれど、一応少しだけ、自分がかけたい音楽ではなくて、式の雰囲気に相応しいであろう音楽を意識しました。結果的にそれが反映されたかどうかは自分でもわからないけど。

 前編でわかった方もいるかもしれませんが、式がどうこうではなくて、自分の好きな音楽についてダラダラと述べてみたかっただけです。AORおよび音楽ファンの方は、しばしお付き合いください。


 式を挙げて2ヶ月が経つ。もうずいぶん遠い昔のことのような気がするし、記憶も薄れつつある。

 結婚式の音楽は、全部僕一人で決めた。これだけが楽しみだった、と言っても過言ではない。自分にとってとても大切な音楽と一緒なら、結婚式も悪いものでもないだろうと思えた。素敵な音楽とともに、式を振り返ってみたいと思います。


incognito20090102.jpgINCOGNITO
Motion Blue Yokohama
2009.1.2 1st stage

Jean Paul "Bluey" Maunick(g,vo)
Vanessa Haynes(vo)
Joy Rose(vo)
Tony Momrelle(vo)
Cherrell Rose(vo)
Finn Peters(sax, fl)
Sid Gauld(tp)
Trevor Mires(tb)
Matt Cooper(key)
Francis Hylton(b)
Pete Ray Biggin(ds)

 モーション・ブルー・ヨコハマで、INCOGNITOのとびっきり熱いステージを観てきました。とにかく、生きてて良かった。こんな素敵な音楽に、時間に、出会えて良かった。これに尽きます。


tk2008nakano.jpgTOSHIKi KADOMATSU
Performance 2008
The beginning of the SEASON III

2008.12.18-12.20 中野サンプラザ

角松敏生(vo.&g.)
江口信夫(ds.) ※1
今剛(g.)
梶原順(g.)
松原秀樹(b.)
山内薫(b) ※2
小林信吾(key) ※1
友成好弘(key) ※1
森俊之(key)
田中倫明(per)
大儀見元(per)
千秋(vo&cho)
凡子(cho)

※1 except 12/19
※2 except 12/18

 恒例の中野3days。3日間連続で行ったのは2年ぶり、スティーブ・ガッド事件以来。3日間も素敵な音楽に触れられ、至福のひとときでした。


Wedding Party
2008.11.29 12:00 start
RISTORANTE ATTIMO T's Italiano

Waiting
『BABY FACE MTV UNPLUGGED NYC 1997』
01. Change The World w/ Eric Clapton
02. Talk To Me w/ Eric Clapton
03. Whip Appeal
04. Breathe Again w/ Shanice Wilson
05. Exhale(Shoop Shoop) w/ Bevery Crowder
06. I'll Make Love To You ? End Of The Road(Medley)
07. I Care About You w/ K-Ci and Jojo, Melvin and Keyon Edmonds
08. The Day(That You Gave Me A Son)
09. Gone Too Soon w/ Stevie Wonder
10. How Come, How Long w/ Stevie Wonder

Bridal
01. So Amazing/Luther Vandrros <新郎新婦入場>
02. In The Blink Of An Eye/Christopher Cross  <乾杯>
03. Deacon Blues/Steely Dan <ウェディングケーキ入刀>
04. PEG/Steely Dan <新婦中座>
05. Drowning/Backstreet Boys <新郎新婦再入場>
06. Here To Love You/The Doobie Brothers <テーブルラウンド>
07. I'm Gonna Make You Love Me/Michael McDonald <テーブルラウンド>
08. Loving You Is Sweeter Thane Ever/Michael McDonald <テーブルラウンド>
09. Ain't No Mountain High Enough/Michael McDonald <テーブルラウンド>
10. Baby I Need Your Lovin'/Michael McDonald <テーブルラウンド>
11. 君がやりたかったSCUBA DIVING/角松敏生 <友人スピーチ>
12. You've Got A Friend/村上“ポンタ”秀一 feat. Kiroro <友人スピーチ>
13. If I Could Reach The Rainbow/David Benoit <新婦手紙朗読>
14. Reunion/Randy Goodrum <新郎新婦両親花束贈呈>
15. あるがままに/角松敏生 <新郎謝辞>
16. All For Love/Bryan Adams, Rod Stewart, STING <退場>

Pleasant Talk
01. Time Out Of Mind/Steely Dan
02. Is It You?/Lee Ritenour
03. Biggest Part Of Me/David Pack
04. Heart To Heart/Kenny Loggins
05. I Fall In Love Everyday/Jaye P. Morgan
06. You're All I Need To Get By/Jaye P. Morgan
07. Let's Stay Together/David Garfield & Friend
08. Special To Me/Bobby Caldwell
09. All Of My Love/Bobby Caldwell
10. Back To You/Bobby Caldwell
11. In The Name Of Love/Bobby Caldwell
12. Take Me To Your Heaven/Wilson Brothers
13. Snow Dancing/David Benoit
14. Never Be The Same/Christopher Cross
15. All Right/Christopher Cross
16. Swept Away/Christopher Cross
17. I Will/Christopher Cross
18. All I Need/Kirk Whalum

Closing
01. The Wings Of Time/沼澤尚
02. Everything I Do/Bryan Adams
03. Heaven/Bryan Adams
04. You're The Inspiration/Chicago
05. Glory Of Love/Peter Cetera
06. What Can I Say/Chicago
07. Leaving Home/J&B
08. No End Summer/角松敏生
09. Out Of Love/TOTO
10. Keep This Love Alive/Tom Scott


cdcdcd.jpg 現在僕の持っている全CDです。いつの間にこんなに・・・。

 いつか書いた気がするけど、僕はCDラックとして無印のPPストッカーを使ってます(今みたら随分値上がりしている気がする…)。4段なのでこれを4つ購入。でも幅をとってしょうがないので、無理矢理分解して、現在6段・5段・5段の3つに。1個あたりCD約33枚(標準のプラケース)収容可能。

 そして今日、念願のCD棚卸し(?)を実施!新しくCDを買ったり、取り出した後適当に入れたりしてたおかげでかなりぐちゃぐちゃになり、どこに何があるのか全然把握できない状態になってしまった。なので、いつかやりたいと思ってたのだけど、このCDの大群を相手するなんて想像するだけで嫌になり、今までいつか時間のある時に・・・と先送り。が、先日CDを探すのに10分ぐらいかかってしまってバカらしく思えてきたので一念発起。ジャンル別、アルファベット別、お気に入り別、実に1時間半の作業でした。これで快適。ちなみに全部が音楽CDではなく、データCDやDVDなども混ざっており、おそらく単純なCDの枚数は多分450前後。こうして数字にしてみると、多いのか意外に少ないのかよくわかりません。


dbenoit2008.jpgDavid Benoit
COTTON CLUB
2008.7.19 1st Stage

David Benoit(p, key)
David Hughes(b)
Jamey Tate(ds)

 去年に引き続き、今年もコットンクラブでデビッド・ベノワ。予約開始1分後に手続き完了という気合いの入れようだったのだけど、残念ながら去年と同じど真ん中のシートには座られなかった。でもピアノを弾く彼の手元はバッチリと見えたので満足。ちなみに花道の近くで、多分手を伸ばせば握手してもらえたと思うのだけど、ピアニストにとって命と同じぐらい手に触れるだなんて、僕には決してできなかった。

 今回、僕はもしかしたら生まれて初めて、本物のライブというものを目にしたのかもしれない。

 久々のライブ。開場から開演までの1時間半は異様に長かった。ずっとワクワク。序盤はニューアルバム『Heroes』から。本当にCDそのままの音。当たり前のことを当たり前のようにできるプレイヤーが、この世界にあとどれぐらい残っているのだろう、そんなことをぼんやり考えたりした。

 圧巻はここから。その前のMCでベノワさんが冗談っぽく「これからリクエストあったら受け付けるけど」なんて口にしてたら、熱狂的なファンが突然曲名を連呼。えええ・・・それはどうかと・・・と思ったら、本当に始まったよ。もちろん譜面も何もなし、即興で見事客のリクエストに応えた。さらにはもう1曲。『Urban Daydreams』からの曲なら何でも!とのリクエストに、さすがに昔過ぎて少々困惑していたものの、これまた見事に応えてくれた。しかも今回はベースとドラムの3人で。同じ時間、時代、音楽を共有しあってきたからこそできる業。二度と繰り返されることのない、ただ1つのライブ。僕にライブとは一体何なのか、そして音楽の重さというものを教えてくれた。

 デビッド・ベノワは音楽で景色を見せてくれる。世界に彩りを与えてくれる。だから僕はこの人の音楽を愛してやまないのだろう。

 チャンスがあれば、ぜひ来年も。


Image154.jpg明治安田生命 presents
Kazumasa Oda Tour 2008
今日も どこかで
2008.5.21 横浜アリーナ

 初めて小田和正を聴きに行った武道館から3年。あの時からずっと念願だった、"僕ら"の地元横浜で聴くことができた。横浜は特別な場所。小田さんにとっても、そして僕にとっても。いつかこの街を出て行き、別の場所で暮らし始めたとしても、横浜はいつまでも特別な存在として僕の中に残り続けるのだろう。


pp20080308.jpgTDK Presents
TOSHIKI KADOMATSU
Performance 2007?2008
"Player's Prayer" RETURNS
2008.3.8 市川文化会館大ホール

角松敏生(vo&g)
江口信夫(ds)
今剛(g)
松原秀樹(b)
小林信吾(key)
友成好弘(key)
森俊之(key)
大儀見元(per)
千秋(vo&cho)
凡子(cho)

 悲しいこと、辛いこと、腹が立つこと。そんなことで世界は溢れている。生きるということは、それらと対峙することと等価なのかなとも思う。できるならどうにかしたい、それがなければどれだけ幸せだろうかと思う、何かしなければいけないと思う、でも結局何もできない。そういうことで溢れている。

 諦めること、認めること、踏み出すこと。そういう行動をとることで、解決できることもある。それでも、やっぱりどうにもならなくて、自分の心の中に想いが残り続けることがある。

 そんなとき、人は音楽を聴くのだろう。音楽は、うまく外に出せない感情を引き出し、そして昇華させる。何もなかったことにはならない。それらは依然として存在する。何もかも自分の中に残ったまま。それでも、もっともっと大きなものをもらえる。音楽から、とても素敵なものをもらえる。一瞬の輝きは、いつまでも心に残り続ける。


tkppballad.jpgTDK Presents
TOSHIKI KADOMATSU
Performance 2007?2008
"Player's Prayer" RETURNS
"Player's Presents Ballad Night"
2007.12.15 中野サンプラザ

角松敏生(vo&g)
石川雅春(ds)
今剛(g)
山内薫(b)
森俊之(key)
友成好宏(key)
田中倫明(per)
大儀見元(per)
千秋(vo&cho)
凡子(cho)

 年末恒例の中野サンプラザ。12日に発売された『Players Presents TOSHIKI KADOMATSU Ballad Collection』を引っさげてのライブ。日本最高のPlayer達が作り、演出した、一夜限りのバラードナイト。


tracesof10y.jpgThe 25th Year DVD-BOX
TOSHIKI KADOMATSU
The Traces of 1998?2006

 僕と角松との出会いは、彼の解凍シングル<Realize>であり、"He is Back for the Future"ツアーだった。だから、角松が解凍10周年を迎えるのであれば、それは僕も角松を聴き続けて10年が経つことを意味する。この出会いは偶然であり必然。素晴らしい音楽の世界に導いてくれたとともに、かけがいのない時間を提供してくれた。僕はそのことにすごく感謝しているし、本当に、彼と彼の音楽に出会えたことは、僕の人生において非常に大きなポイントになったと感じている。人生の宝探しの地図をくれた、と言っていいのかもしれない。

 そういうわけで、この解凍後のツアー映像を収録したDVDボックスが発売されたタイミングで、今まで僕が行ってきた角松ライブを簡単に振り返りたいと思います。今まで一体何公演行ってきたのか、もはやわからなくなってしまったけれど、おそらく年間平均2,3公演として、20?30の間ぐらいではないかと。


bboardlive.jpgSteely Dan
Billboard Live TOKYO

2007.8.20 2nd Stage

Donald Fagen(vo, k)
Walter Becker (vo, g)
Keith Carlock(ds)
Jon Herington (g)
Ready Freddie(b)
Jeff Young(key, cho)
Michael Leonhart(tp)
Jim Pugh(tb)
Walt Weiskopf(sax)
Roger Rosenberg(b.sax)
Carolyn Leonhart(cho)
Cindy Mizelle(cho)

 東京ミッドタウンにオープンした、ビルボードライブでスティーリー・ダンのライブを観てきました。まさかこんな日が来るとはね・・・。公演はあと2日あるので、これからの人はまだ見ない方が良いです。


ppreturns070808.jpgTOSHIKI KADOMATSU
Performance 2007?2008
"Player's Prayer" RETURNS
"T's Gang"
2007.8.8 SHIBUYA-AX

角松敏生(vo&g)
江口信夫(ds)
今剛(g)
松原秀樹(b)
森俊之(key)
千秋(vo&cho)
凡子(cho)

 昨年行われた"Player's Prayer"ツアーのリベンジ(客の入りがよろしくなかった)、"Player's Prayer" RETURNS "T's Gang"を観てきました。


mhonda.jpgMarlene meets Masato Honda B.B. Station
Blue Note
2007.7.7 1st Stage

Marlene(vo)
本田雅人(a.sax, cl, fl)
梶原順(g)
秋田慎治(p)
コモブチキイチロウ(b)
藤井摂(ds)

----B.B.Station----
竹野昌邦(t.sax),Andy Wulf(t.sax),米田裕也(b.sax),鍬田修一(b.sax),
佐野聡(tb,hm),清岡太郎(tb),宮内岳太郎(tb),内田光昭(tb),
佐久間勲(tb),菊地成浩(tp),上石統(tp),小林正弘(tp)

 ブルーノートで、本田雅人率いるビッグバンド+マリーンを観てきました。あの狭いステージに総勢18人と、これをお祭りと言わずして何と言う。ど迫力!


 秋のブルーノートが・・・。東京JAZZついでのアーティストが盛りだくさん(どっちが本命?)。最近はこういうスタイルが増えてきましたね。まあ東京国際フォーラムはちょっと距離がありすぎるので、僕はブルーノートぐらいのサイズが良いと思ってます。

・Lee Litner 9/14-9/17
 かつて時代を彩ったギタリスト。が、注目はそれよりも、Alex Acuna。この人のドラムはすごいですよ。ぜひとも生で聴きたい。

・Dave Koz 10/4-10/9
 前回はKirk Whalumとの来日だったけど、今回はさてさて。たしか東京JAZZのラインナップには入ってないけど、今後加わること間違いなし。ご機嫌なライブを期待したい。

・Ivan Lins 10/10-10/13
 この人もラインアップに入ってないはず。一昨年かその前か、よく覚えてないけど、NHK-FMで東京JAZZを中継してて、ちょうどこの人が歌ってた。しかも曲は角松がAGHARTAでカバーした<LUA SOBERANA>。当然ポルトガル語は理解できませんが。

・Average White Band 11/24-27
 きた!きたきたきた!一体どうなってしまうのか、ブルーノート。ちょうどT.O.Pも来日中で、ホーン隊が加わって・・・なんてことを一瞬夢見てしまったが、それはもうステージに収まりきらないので、とりあえずどんなメンバーが来るのかが楽しみです。


 最近はCOTTON CLUBに2回行ったけど、やはりレベルとしてはブルーノートが最高峰だよなあ・・・。出張など入らないことを願います。そして今日はお祭りに行ってきます。


dbenoit.jpgDavid Benoit
COTTON CLUB
2007.6.30 2nd Stage

David Benoit(p, key)
David Hughes(b)
Jamey Tate(ds)

 コットンクラブでデヴィッド・ベノワのライブを聴いてきました。とってもとっても素晴らしい時間でした。


ericdarius.jpgEric Darius
COTTON CLUB
2007.5.2 2nd Stage

Eric Darius(sax)
James Burt(key)
XXavier Chisholm(b)
Frank Richardson(ds)

 TOKIA2Fに入ってるCOTTON CLUBで、エリック・ダリウスのライブを観てきました。


 音楽ライター金澤さんのブログで初めて知ったのだけど、角松のライブDVDが5枚組だかなんだかで出るという計画があるらしい・・・。それ、10万出しても欲しいです。解凍後ツアーを収録するらしく、あんなシーンやこんなシーンが次々頭に浮かんでくる。"TIME TUNNEL", "THE GENTLE SEX", "flow", "Incarnatio(TOKOYOだっけな?)", "Summer 4 Rhythm", "Fankacoustics(Elastic side&Soli side)"に"Tripod"に"Player's prayer"・・・あれっ?1枚1ツアーでも足りないじゃないか!っていうか1公演3時間、4時間が当たり前の角松ライブにおいて、1ツアー1DVDじゃ足りないし。忘れちゃいけない20周年リベンジもあるしなあ・・・"Revenge of AGHARTA"もカウントダウンも。全然足りん!でもまあ、角松の映像作品は貴重なので、どんな形であれ、ぜひ発売していただきたい。

 あとポリスが再結成とか。これは嬉しい。


tk25dvd.jpgTOSHIKI KADOMATSU 25th Anniversary Performance
2006.6.24 YOKOHAMA ARENA

 おそらく青木さん追悼の意味もあるのだろう、"伝説"のライブからわずか半年弱でDVDがリリースされた。約6時間行われたライブから、沖縄音楽フィーチャー部分をカットし、それ以外をほぼ完全収録。当然のことながら長いです・・・。


ppsp3.jpgTOSHIKI KADOMATSU
Performance 2006
"Player's Prayer" Special
2006.12.16 中野サンプラザ

角松敏生(vo&g)
Steve Gadd(ds)
江口信夫(ds)
今剛(g)
松原秀樹(b)
小林信吾(key)
友成好弘(key)
森俊之(key)
田中倫明(per)
大儀見元(per)
千秋(vo&cho)
凡子(cho)
上地一成(三線)
新良幸人(vo&cho&三線)

 東京スペシャル3daysの3日目、千秋楽に行ってきました。


ppsp2.jpgTOSHIKI KADOMATSU
Performance 2006
"Player's Prayer" Special
2006.12.15 中野サンプラザ

角松敏生(vo&g)
Steve Gadd(ds)
江口信夫(ds)
今剛(g)
松原秀樹(b)
小林信吾(key)
友成好弘(key)
森俊之(key)
田中倫明(per)
大儀見元(per)
千秋(vo&cho)
凡子(cho)
上地一成(三線)
新良幸人(vo&cho&三線)

 とんでもない東京スペシャル3daysの2日目。


ppsp1.jpgTOSHIKI KADOMATSU
Performance 2006
"Player's Prayer" Special
2006.12.14 中野サンプラザ

角松敏生(vo&g)
Steve Gadd(ds)
江口信夫(ds)
今剛(g)
山内薫(b)
小林信吾(key)
友成好弘(key)
森俊之(key)
田中倫明(per)
大儀見元(per)
千秋(vo&cho)
凡子(cho)
上地一成(三線)
新良幸人(vo&cho&三線)

 ついにツアーも最終公演。とんでもない東京スペシャル3daysの1日目に行ってきました。神様に、会ってきたよ。


tphil061126.jpg東京フィルハーモニー交響楽団 第723回定期演奏会
2006.11.26 Bunkamura オーチャードホール

指揮:チョン・ミョン・フン
ヴァイオリン:荒井英治

ブラームス/ハンガリー舞曲より
ドヴォルザーク/ヴァイオリン協奏曲
バルトーク/管弦楽のための協奏曲

 Bunkamuraオーチャードホールで、東京フィルの定期演奏会を聴いてきました。久々のチョン・ミョン・フン指揮で、今年の2月と3月に聴いたマーラーの9番5番も非情に良かっただけに、とても楽しみにしておりました。


prayerkngw.jpgTOSHIKI KADOMATSU
Performance 2006
"Player's Prayer"
2006.11.23 神奈川県民ホール

角松敏生(vo&g)
江口信夫(ds)
今剛(g)
松原秀樹(b)
小林信吾(key)
友成好弘(key)
森俊之(key)
田中倫明(per)
大儀見元(per)
千秋(vo&cho)
凡子(cho)

guest:上地一成(三線)

 今年7月にリリースされた新アルバム『Prayer』を引っさげてのツアーに行ってきました。角松敏生の25年の集大成のライブとでもいうべきか、とんでもないステージだった。興奮が未だに冷めやみません。うん、やっぱり生はいい。


ahits19.jpgミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団
名曲全集 第19回
2006.7.1 ミューザ川崎シンフォニーホール

指揮:西本智実
トランペット:アントニオ・マルティ

ハチャトゥリヤン:バレエ組曲「ガイーヌ」より
アルチュニヤン:トランペット協奏曲
ストラヴィンスキー:火の鳥(1919年)
(アンコール)
チャイコフスキー:クルミ割り人形組曲より「花のワルツ」

 ミューザ川崎で、オールロシアプログラムを聞いてきました。もちろん目当ては西本智実。割とミーハーです。


tk25lp.jpgTOSHIKI KADOMATSU
25th Anniversary Performance
2006.6.24 横浜アリーナ

角松敏生(vo&g)
江口信夫(ds)
青木智仁(b)
浅野"BUTCHER"祥之(g)
梶原順(g)
小林信吾(key)
友成好弘(key)
田中倫明(per)
本田雅人(sax)
数原晋(tp)
中川英二郎(tb)
高橋"JACKIE"香代子(cho)
鈴木和美(cho)
山田洋(mani)

-guest musicians-
松原秀樹(b)
森俊之(key)
内藤哲朗(per)
千秋(vo&cho)
上地一成(三線)
下地暁(vo&cho)
下地勇(vo&cho)
松田しのぶ(vo&cho)
新良幸人(vo&三線)

 角松敏生のデビュー25周年記念ライブに行ってきました。きっと色々な意味で、一生忘れられないライブになるのだと思う。


 昨日の深夜、フジテレビで佐藤竹善のライブが少しだけ放送されたので録画して見ました。テレビつまんないなあと常日頃思っていても、たまにこういうのがあるから、まだまだ捨てたもんじゃないのかもしれない。

 サポートメンバーは塩谷哲に山木秀夫、大儀見元。映像は佐藤竹善のアップばかりで、あまりスポットが当たらなかったけど多分。あとはわからない…。NHKホールって音響悪いんだよなあと思いつつ、最後にポップスのコンサートをここで見たのがいつなのかが思い出せない。クラシックを聴く分にはそこまで問題があるわけでもないと思います。でも携帯の電波遮断装置がないので、たまに着信音が鳴ります(最低)。

 ちなみに生で佐藤竹善を観たというか聴いたのは過去一度だけ。伝説のGroove Dynasty1回目。DJが小林克也で、幕が開けた瞬間鳥肌が立った。ドラムがステージに5台並べられていてね。たしか出だしは河村隆一だったかな。佐藤竹善は<Change The World>を歌い、最後ユーミンを差し置きアンコールにも出て<The Wings Of Time>を歌った。沼澤尚のソロアルバムが出た年。このイベントはその後2回あったのだけど、間違いなくこの1回目が最高だった。

 とまあ最後は佐藤竹善とは全然関係ない話になってしまったけど、要はCM入りの1時間番組じゃ全然物足りなかったのです。いつか"Cross Your Fingers"とか生で観にいきたいな。"Saltish Night"は時期が時期だけに、さすがに一人じゃ行けないのです…。というか誕生日だし…。いつか。きっと。


 NHKの芸術劇場でルツェルン音楽祭2005を観てました。クラウディオ・アバド指揮のブルックナー。いいなあルツェルン・フェスティバル。

 日本でも10月にあって、しかもピアノがマウリツィオ・ポリーニなので、こりゃぜひ観に行きたいとか思っていたのだけど、アバドとポリーニが共演するオーケストラ公演は平日…。仕事が忙しくなければギリギリ間に合うとは思うが(サントリーホール19時はギリギリかな)、そんなギャンブルはできないのでやめときました。だって一番安い席でも17000円ですよ。それだったらバーンスタインのマーラー全集DVD買いますよ(HMVだと割引適応時で同じ値段)。そのうちNHKで放映してくれることを願おう。

 しかしこの前はザルツブルク音楽祭、その前はベルリン・ピクニックコンサートと、素晴らしい内容のプログラムを連発してくれますね、NHKは。BS2も観たいのだけど、我が家はケーブルテレビなので、もれなく他の全然希望しないプログラムもついきてしまうのです。そろそろF1も生でみたいので(フジの放送を待って日曜深夜起きてるのが辛い)、真剣に検討しようかな。


kzimerman.jpgクリスチャン・ツィメルマン
ピアノ・リサイタル 2006年日本公演
2006.5.20 サントリーホール

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」
ショパン:バラード4番 ヘ短調 Op.52
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
グラジナ・バツェヴィチ:ピアノ・ソナタ第2番

 サントリーホールに、名実共に世界一のピアニスト、クリスティアン・ツィメルマンのピアノリサイタルを聴きに行ってきました。一言で言うならば、神様が下界に降りてきた。


tphil721.jpg東京フィルハーモニー交響楽団 第721回定期演奏会
2006.4.23 Bunkamura オーチャードホール

指揮:若杉弘
バリトン:勝部太

シューベルト/劇音楽『ロザムンデ』序曲
マーラー/『こどもの不思議な角笛』より
ベートーヴェン/交響曲第7番 イ長調 作品92

 オーチャードホールで東京フィルの定期演奏会を聴いてきました。もう学割がなくなってしまったので、今年度は、29歳以下は2500円で1F後方(A席)に座れるというヤングフレンズチケットを5公演分購入したのです。まずはその1回目。


kanaphil.jpg神奈川フィルハーモニー管弦楽団 鎌倉特別演奏会
2006.4.22 鎌倉芸術館 大ホール

指揮:小泉和裕
クラリネット:カール・ライスター

モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲
モーツァルト/クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
ベートーヴェン/交響曲第6番「田園」 ヘ長調 作品68

 鎌倉芸術館で神奈川フィルの特別演奏会を聴いてきました。モーツァルトイヤーに相応しくモーツァルト2曲、そして田園というプログラム。指揮者は元々ハンス=マルティン・シュナイトが予定されていたが、急病のため小泉和裕氏に変更となった。神奈川フィルがドイツ色に染まるのかと期待していただけにちょっと残念。ともあれ、一刻も早い復帰を願うばかりです。


Dedicated to Don Alias, and his family

 パーカッショニストのDon Aliasが今年の3月に亡くなったということを初めて知った。最近ではデビッド・サンボーンのバンドメンバーとして欠かせない存在だったし、かつてはマイルス・デイビスやスタン・ゲッツともプレイしたことがあるとのこと。享年66歳。

 そう、デビッド・サンボーンのバンドメンバーということで、今からわずか4ヶ月前に僕はこの人のプレイをこの目で見て、この耳で聴いてきたんですね(David Sanborn at Blue Note)。あの熱いパーカッションソロから、心から音楽を楽しんでいそうな表情から、一体誰がその3ヶ月後に亡くなるだなんて考えられただろうか。

 本当に一期一会だよなと思う。サンボーンはほぼ毎年ブルーノートにやってくるらしいけど、もし今年来日するとしても、パーカッションはドン・アライアスじゃない。去年は聴けたのに、もう二度と耳にすることはできない。そのことがすごく悲しい。でも、たった一度きりではあったけれど、彼の音楽に生で触れられたのはすごく良かったなと思う。

 あらゆるセッションはワン&オンリー。その瞬間の、その場限りでしか成立しない音楽。もっともっと、生の音楽を、「生きる」と同じ綴りの"ライブ"を大事にしていかなければいけないと感じた。

 2005年12月6日、ブルーノート東京で聴いたあなたの演奏は本当に素敵でした。今でも鮮やかに僕の心に残ってます。

 心からご冥福をお祈り申し上げます。

Don Aliasオフィシャルサイト


davekozcruise.jpg この前ブルーノートに行ったときに見つけたチラシ。なんと今年の11月に1週間、デイブ・コズと一緒にクルージングに行くというイベントがあるらしい。

 参加アーティストたちもまさに夢のよう。パティ・オースティン、デビッド・ベノワ、マイケル・リントン、ジェフリー・オズボーン、ブライアン・シンプソン、カーク・ウェイラムにピーター・ホワイトなどなど。そしてフィーチャリングでデビッド・サンボーン!サックス軍団は絶対どこかでかぶる気もするけど、しかし素晴らしいメンバーだなあ。

 こんなメンバーたちが毎日船上ライブ??まさに地上の楽園ならぬ船上の楽園。これに行けたら死んでもいい。

Dave Koz & Friends at Sea

 さすがに仕事があるので1週間アメリカでクルーズに参加なんていう優雅なことはできないが(一人で参加するというのも微妙だし)、またブルーノートかどっかで彼らの音楽を聴きたいな。CDで聴くとスムーズ・ジャズなんて言われちゃうけど、生だとそんな甘っちょろい言葉がいかに不適切なのかがわかる。先日のブルーノート。僕は、デイヴ・コズとカーク・ウェイラムが交わるところで、とびっきりの音楽を目の当たりにしていた。本当に音がキラキラと煌めいていた。


 ヴォルフガング・アマデーウス・モーツァルトが生まれたのが1756年1月26日、今年2006年が生誕250年ということで、どこもかしこもモーツァルトですね。そんなことないという意見がある気もしますが、とりあえず僕の周りにおいてはなんだかみんなモーツァルトなのです。

 そういうわけで僕もそのブームというかお祭りにのせられ、最近はよくこの2枚を聴いてます。

mozpipo.jpgモーツァルト:ピアノ協奏曲第19番&第23番

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カール・ベーム
ピアノ:マウリツィオ・ポリーニ

ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488
ピアノ協奏曲 第19番 ヘ長調 K.459

mozcl.jpgモーツァルト:クラリネット協奏曲

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
クラリネット:カール・ライスター
ファゴット:ギュンター・ピースク

クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191

 モーツァルトは爽やかでいいですね。なんとなく流していると優雅な気分になってくる。ただ、あまりにも爽やかすぎると、その裏にあるものを疑ってしまうのだけど、それはちょっと考えすぎかな。それにしても、クラリネット協奏曲のアダージョがたまらなく美しい・・・。

 ちなみに今月このカール・ライスターが神奈川フィルと公演をやるので、聴きに行く予定です。曲も同じモーツァルトの協奏曲。楽しみ楽しみ。


dkozbn.jpgDave Koz with the Rendevouz All-Stars
featuring Kirk Whalum&Brian Simpson

Dave Koz(sax)
Kirk Whalum(sax)
Brian Simpson(key),
Tony Maiden(g)
Bill Sharpe(b)
Stevo Theard(ds)

--Special Guest--
松居慶子(key)

 ブルーノートでデイヴ・コズ&ランデヴーオールスターズのライブを観てきました。ブライアン・シンプソンと僕の大好きなカーク・ウェイラムをフィーチャー。


 この前友人宅で、『Mr.Children Tour 2004 シフクノオト』のDVDを観ました。これがなかなか良かったのです。

 最近の曲はほとんど知らないのだけど、昔の曲ってほとんど歌えるんですよ。ミスチル。僕が中1のときに<Innocent World>がものすごくはやって、<抱きしめたい>に<Cross Road>、<Over>と、飛ぶ鳥を落としそうな勢いだった。<Tomorrow Never Knows>はめちゃくちゃ売れたなあ。いやはや、僕の青春時代(前半)。<ニシエヒガシエ>あたりからだんだん疎くなってしまったのだけど。でも<終わりなき旅>で何かを確立させた気がする。もう何をやっても大丈夫だろう。日本のポップス史に残るよ。

 やっぱり日本語ってメロディに乗りにくいのだけど、彼らはあまりメロディにこだわることなく、日本語を壊すと言うか崩しても、きっちりと歌ってくる。自分達の詞を大事にしているんだなという印象。すごく単純なことなのに、伝わるものがある。

 こうやってツアーDVDを観るとかじゃないと今はほとんどミスチルを聴くことなんてないけど、それでも僕にとって等身大ギリギリちょっと上ぐらいの歌詞が好きです。一番好きな曲は『名もなき詩』。


yuribashmet.jpg東京フィルハーモニー交響楽団 第719回定期演奏会
2006.3.19 Bunkamura オーチャードホール

指揮・ヴィオラ:ユーリ・バシュメット
シューベルト:交響曲第4番 ハ短調 D.417『悲劇的』
ホフマイスター:ヴィオラ協奏曲 ニ長調
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 作品74『悲愴』

 Bunkamuraオーチャードホールで、東京フィルの定期演奏会を聴いてきました。


muzakawa.jpg東芝グランドコンサート2006
2006.3.7 ミューザ川崎シンフォニーホール

ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
指揮:チョン・ミョンフン
ピアノ :横山幸雄
ロンドン交響楽団

 ミューザ川崎で、東芝グランドコンサート2006を聴いてきました。ショパンのピアノコンチェルト1番にマーラーの5番と、僕の大好物。


nhkphil0304.jpgNHK交響楽団 第1563回定期公演 Cプログラム
2006.3.4 NHKホール

指揮:ウラディーミル・アシュケナージ
コンサートマスター:篠崎史紀
チャイコフスキー/交響曲 第1番 ト短調 作品13 「冬の日の幻想」
チャイコフスキー/交響曲 第6番 ロ短調 作品74 「悲愴」

 N響のチャイコフスキーを聴いてきました。


bluenotecard.jpgTOWER OF POWER
Blue Note Tokyo
2006.2.21 1st stage

Emilio Castillo(t.sax,vo)
Larry Braggs(vo)
Tom Politzer(a.sax)
Stephen "Doc" Kupka(b.sax)
Mike Bogart(tp,flh,vo)
Adolfo Acosta(tp,flh)
Roger Smith(key,vo)
Jeff Tamelier(g,vo)
Francis Rocco Prestia(b)
David Garibaldi(ds)

 ブルーノートでタワー・オブ・パワーのライブを観てきました。


mahler9tky.jpg東京フィル 鎌倉特別演奏会
2006.2.19 鎌倉芸術館 大ホール

マーラー:交響曲第9番
指揮:チョン・ミョンフン
東京フィルハーモニー交響楽団

Gustav Mahler:Symphony No.9
Myung-Whun Chung, Conductor
Tokyo Philharmonic Orchestra
Tokyo Philharmonic Special Concert in Kamakura

 鎌倉芸術館でマーラーの9番を聴いてきました。曲やオケに関する説明は専門家に任せるとして、感じたことを思うがままに少し書きたいと思います。


06-02-07_18-32.jpgTOMOHITO AOKI presents
TOSHIKI KADOMATSU EXTRA TOUR
"THE いんすと旅情"
2006.2.8 Shibuya AX

角松敏生(g, vo)
梶原順(g)
青木智仁(b)
則竹裕之(ds)
田中倫明(per)
小倉泰治(key)
本田雅人(sax)

 渋谷AXで、角松"主演"のインストライブを観てきました。


ewandf3.jpgEARTH, WIND & FIRE
35th Anniversary
JAPAN TOUR 2006
2006.1.18 日本武道館

 日本武道館でアース・ウィンド&ファイアー(EW&F)のライブを観てきました。幸運にもアリーナ席がとれ、しかも前から9列目!スピーカーが近くて、度迫力!


jamesbn.jpgJames Ingram
Blue Note Tokyo
2006.1.17 2nd stage

James Ingram(vo)
Rastine Calhoun III(sax, key)
Mark Stephens(key)
Andrew Weiner(key)
James Lum(g)
Delward Atkins(b, key)
Alonzo Powell Jr. (ds)
Delta Dickerson(cho)
Lorraine Perry(cho)

 ブルーノートでジェームス・イングラムのライブを観てきました。


kenwood1.jpg

 僕の日常は音楽とともにあるということは何度となく書いてきたことだけれど、そんな僕の通学のお供というか、生命線であるSONYのポータブルHDDプレーヤーが壊れてしまった。これは例の何たらタイマーというわけではなくて、完全に僕の問題。HDDという精密機器が内蔵されているのだから、ボコボコ落としてたらそりゃ壊れて当たり前なのである。
 いつからか電源が一発で入らなくなるのは当たり前となり(電池の抜き差しをすると直る)、液晶もときどき半分のところでとぎれたりするようになってしまった。この数ヶ月そんな状態でだましだまし使っていたものの、年末ついにご臨終。まだ保証期間は3ヶ月ぐらい残っていたが、まず保証適用は無理だろうし(本体に何か刺さったような傷跡まである。覚えは全くないのだけど…)、性能自体にに色々と不満があったのでこの際買い換えることにした。


 今年はたくさんのCDを買いました。間違いなく過去最多。その中でどれが一番良かったかなんて優劣をつけることはできないのだけど、全体的にAORな1年だったかな。自分の好きな音楽を再確認するような年だった。

 そして今年を締めくくるというか、昨日、今年最後に買ったCDはこれ。

brahmszim.jpgブラームス:ピアノ協奏曲第1番

クリスティアン・ツィメルマン(ピアノ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サイモン・ラトル

 ブラームスの録音は20年ぐらい前にバーンスタイン(ウィーン・フィル)ともやっているが、今回ラトルと再録音。何を思って20年ぶりにブラームスをやろうと思ったのか、僕には知るよしもないけれど、ただただ美しいとしか言いようがない。完璧な音楽を追い求めるツィメルマンの姿勢が如実に表れているような作品。思わずため息が漏れる。
 来日公演が今から楽しみです。

 あとは今夜、NHKでやるアシュケナージの第九で幕を締めます。

 まだまだ聴きたい音楽はたくさん。来年も素敵な音楽と出会えますように。


lperform2005.jpg

 今年、特に10月からの3ヶ月は音楽漬けの日々だった。「社会人になったらもういけなくなる」、「学生最後の年」を合い言葉に、行きたかったライブにはすべて行った。5週間連続ライブとかもありました。そうやって音楽に身を委ねていないと、自分というものが失われてしまいそうだったからかもしれない。すがるべきものが、僕には音楽しか残されてなかったのかもしれない。
 そんな聴き方がいいのか悪いのか僕にはわからないけれど、音楽は僕をずっと受け止め続けてくれた。


tripod.jpgTOSHIKI KADOMATSU Performance 2005
"THE PAST & THEN"
?Tripod?

2005.12.16 中野サンプラザ
角松敏生(vo, g)
友成好弘(p)
小林信吾(p)
森俊之(key)
今剛(g)
松原秀樹(b)
田中倫明(per)
大儀見元(per)

Special Guest from しゃかり
千秋(vo)
上地一成(三線, per)

 角松敏生のライブに行ってきました。もう彼の音楽と出会って7年以上、20回近くライブに足を運んでいるのに、未だにドキドキしてしまう。キーボード3人にパーカッション2人なんて考えつくの、角松ぐらいだろう。これに今剛と松原秀樹。まさに一期一会のメンバー。
 今回はニューアルバム『THE PAST&THEN』の新曲を引っさげてのライブ。笑って、願って、祈って、涙を流して。あっという間の3時間。特別な夜、最高の夜でした。おそらく今まで観た中でベスト3に入ると思う。


davidsanborn.jpgDavid Sanborn
Blue Note Tokyo
2005.12.6 2nd stage

David Sanborn(sax)
Geoffrey Keezer(p, key)
Mike Pope(b)
Terreon Gully(ds)
Don Alias(per)

 ブルーノートでデビッド・サンボーンのライブを観てきました。世界最高のサックスプレーヤーとして、僕の中では唯一無二の存在。


20051202.jpgTOSHIKI KADOMATSU Performance 2005
"THE PAST & THEN"
?The Elastics?

2005.12.2 中野サンプラザ
角松敏生(vo, g)
梶原順(g)
青木智仁(b)
友成好弘(key)
田中倫明(per)

 およそ8ヶ月ぶりとなる角松敏生のライブに行ってきました。ここ最近色々なアーティストのライブを観てきたので少しは耳が肥えたかなと思っていたのだけど、やっぱり日本最高のライブパフォーマンス。


jsamgduke.jpgJoe Sample&George Duke "Piano Duo"
Blue Note Tokyo
2005.11.22 second stage

Joe Sample(p)
George Duke(p, vo)


 ブルーノートでジョー・サンプルとジョージ・デュークのピアノデュオを聴いてきました。グランドピアノ2台のライブ!改めて音楽っていいなと感じました。


eveningwccross.jpgAn evening with Christopher Cross

 奇跡の男、クリストファー・クロスのライブ。代表曲目白押しだけど、この前ブルーノート東京で見たときも似たような構成だったので、おそらく彼のライブは全体的にこういう感じなのだろう。とってもいいです。


bscaggsbn.jpgThe Essential Boz Scaggs:Live And Electric
Blue Note Tokyo
2005.11.15 2nd stage

Boz Scaggs(vo, g)
Mone't(vo, cho)
Eric Crystal(sax,key)
Paul Nagel(key)
Richard Patterson(b)
Khari Parker(ds)

 ブルーノートでボズ・スキャッグスのライブを観てきました。特筆すべきはやはり12000円(税抜き)という価格!1時間半弱で12000円ですよ、学生の僕には厳しいですよ。ってことで、嬉しい嬉しいスチューデントナイトで半額。税込み6300円。


njlive2004.jpgNorah Jones and The Handsome Band LIVE in 2004

 このDVDはナッシュヴィルで行われたコンサートの模様&アウトテイク&ミュージッククリップetc.を収録。すごく良いです。やはり視覚が訴えるものはあるのだと思う。

 DVDとしての出来も素晴らしい。撮った映像をそのまま繋げましたみたいな感じではなくて、最初から商品化されることが考えられて作られた作品。海外版は値段も安いし、リージョンフリーなのでオススメ。


chriscross.jpgChristopher Cross
Blue Note Tokyo
2005.10.31 1st stage

Christopher Cross(vo, g)
Ana Guigui(key, cho)
Wade Biery(b, cho)
David Beyer(ds)

 クリストファー・クロスのライブに行ってきました。ブルーノート初日、ファーストステージということで一発目!一応ネタバレあるので、これからという人は見ない方がいいかもしれません。


bluenotecard.jpgTom Scott & The L.A.Express
Blue Note Tokyo
2005.10.25 2nd stage

Tom Scott(sax)
Greg Phillinganes(key)
Mike Miller(g)
Larry Kimpel(b, vo)
Will Kennedy(ds)

 3日前に引き続きブルーノート。きちんとしたフュージョンのライブを聴くのはこれが初めてだったのだけど、とても良い意味で僕の期待を裏切ってくれた。今回もすごく良かった。


bobbybluenote.jpgBobby Caldwell
Blue Note Tokyo
2005.10.22 2nd stage

Bobby Caldwell(vo, key, g)
Jean McClain(cho)
Chrisitian Ebner(cho)
Patrick Lamb(t.sax, per)
Mark McMillen(key, cho)
Carlyle Barriteau(g)
Roberto Vally(b)
Johnny Friday(ds)

 ドキドキの初ブルーノート(東京)。行ってきました。最高でした。


 秋の夜、外はしとしとと雨。とくれば、もうジャズしかない。夜中なのでちょっと小さめのボリュームで、雨音と一緒に。目を閉じると音が心に染みこんでくるように感じる。至福のひととき。

wayne.jpgSpeak No Evil/Wayne Shorter

 初めてウェイン・ショーターを聴いたのはジャコ・パストリアスの曲だったと思うが、最近よく聞く一枚。このアルバムの曲はやけにフレーズが耳に残る。<Wild Flower>や<Dance Cadaverous>がたまりません。曲を聴いていると色々なイメージが勝手に頭の中で膨らんでいく。

somethinelse.jpgSomethin' Else/Cannonball Adderly

 これは大名盤ですね。ちょっとはまりすぎかなとも思うけど、格好いいものは格好いい。とは言え、良いと言われている<Autumn Leaves>の良さはあまり理解できず、タイトル曲や<Dancing In The Dark>なんかが好きです。

 ジャズを聴き続けていると、なぜかだんだんクラシックが聴きたくなってくる…。何でだろうな。どっちがどうとかそういう話ではないし、それぞれもはや独立したジャンルとしてとらえているつもりなのだけど。そしてクラシックを聴き続けているとAORが聴きたくなり・・・といった具合で結局元に戻るのです。
 でも今はジャズの季節ということで。


cd11.jpg えー、整理などしておりません。たまる一方のCDは、無印良品のPPストッカー4段キャスター付というのをCDラック代わりにして収容してます。これ4段でCD136枚収納可能×3個。これがもうほとんどいっぱいなので、現在持っているCDは400枚前後になるのかな。紙ジャケや2枚組とかあるので、もう少しあるかもしれない。テンシュテットのマーラー全集なんてCD11枚組だし。


audio1.jpg

 僕の人生は音楽と共にあると言っても過言ではないぐらい、僕は音楽を良く聴きます。部屋にいるときは一日中何かしらの音楽を流してる。ということで、なんとなく音楽環境を紹介。ちなみにこれは19の春ぐらいに組んだステレオセット。もうあれから4年以上が経つ。早いなあ。


 今日も昨日に引き続きNHK FM(昨日は東京JAZZの中継を聴いてた)。40代のリスナーに贈る角松敏生のダンスミュージック大百科を聴く。途中「20代にも聴いて欲しい」と言ってた角松さん、聴いてますよ。

 これはずっと思っていることなのだけど、70?80年代の音楽をリアルタイムで聴けていた人達が本当に羨ましい。僕にできることは当時の煌めきを追いかけることだけで、そこには大きな差があるはず。日常的に耳にしているのと、CDなどで意図的に聴くのとでは、絶対的に何かが違うのだと思う。
 僕の青春時代だった90年代、そして21世紀。90年前半はまだマシだったかなとも思うけど、それからはもう、言葉は悪いが使い捨ての音楽しかない。売り上げ枚数が、オリコンチャートが、ドラマやCMのタイアップが、音楽の善し悪しの指標とされるくだらない時代。ビジネスとしてはそれでいいのかもしれないけど、それは音楽の本質を見誤っている。こうやって20年以上経っても今なお聴かれ、支持されるなんてあり得ない。今じゃ5年前の音楽すら誰も覚えてないですよ。残念としか言いようがない。


 『Reptile』以来4年ぶりのアルバムがいよいよ2週間後に発売されますね。たまたまFMヨコハマをつけてみたら、偶然にも新アルバムからの曲が流れてきた。

 しかし問題点として、このアルバムやたらバージョンが多い。まとめてみると以下の通り。

・輸入盤(ヨーロッパ?)
・日本盤 ボーナストラック付
・ヨーロッパ輸入盤 DVD+ギターピック
・アメリカ輸入盤 デュアルディスク+ギターピック
・アメリカ輸入限定盤 デュアルディスク+ギターピック+1年間ファンクラブ会員権

 ちなみに日本盤が8月31日発売、それ以外は30日発売。デュアルディスクは1枚のディスクでCD,DVDが楽しめるとのことだが、技術の進歩は凄いですね。でもそれって音質的にどうなんだろうと思ってしまう。ヨーロッパ輸入盤に付属するDVDとデュアルディスクのDVDの内容は同じみたい。

 で、当然僕は買うわけですが、どれを買うかというともちろんオリジナル輸入盤!なぜなら一番安いから。というかボーナストラックでいい思いをしたことがないし、DVDなんてどうせ最初の1,2回しか見ないし。
 とにかく楽しみだな。そしてそのさらに2週間後には、山下達郎の7年ぶりのアルバムも。素晴らしい。


 先日、偶然にも札幌で角松敏生のラジオ番組公開収録を見ることができた。その放送が今日の(多分)21:30から行われたと思うので、やっぱりその時のネタを書こうと思います。この番組は北海道ローカルなので、当然僕は一度も聴いたことなく、どこまでが出ている情報で、どれが新しい情報なのかはわからないのですが。
 角松ネタonlyなので、興味ない人は申し訳ありません。


 1つの偶然が、ほんの些細な出来事が、その後の人生に大きな影響を与えることもある。

ticket0811.jpg

 7年前のこの日、16歳の夏、角松敏生のライブに初めて行った。中野サンプラザで初めて耳にした音から、目にした光景から、今の僕のほとんど全てが始まった。そこには「本物の音楽」があった。


maurizio.jpg マウリツィオ・ポリーニがやってくるということで楽しみにしていたのだけど、すっかりチケットの発売日のことを忘れてしまってた…。今見てみたら全部売り切れ。残念無念。彼のショパンはこの『12の練習曲』しか持ってないけど、好きだったのにな。まだ君には早いよ、ということだろうか。

 ブーニンは空いてるんだよなあ…。でもポリーニがダメだったから、じゃあブーニンで、みたいな考えは良くないよね。

 しかし、本命はサイモン・ラトル!11月にやってくるのですよ。チケットはもの凄い値段だけど、それでも行く価値はあると思う。というか行きたい。どちらかというとサントリーホールの方が聴きたいのだけど、NHKホールのはフジテレビで若者向けにユース席というのを設けていて、7000円で観られるらしい。これはチャンス。抽選らしいけど、外れたらなんとかコネでいけないかなあ。そんな考えはダメか…。
 ただ初っぱなからベルリンフィルなんていうのも、これまたどうかと自分でも思うところがあって悩んでしまう。大学の定期演奏会とか、誘われたときに行っておけば良かったな。今さらこんなこと言ってもしょうがないのだけど。
 さてさて、どうしよう。一人でクラシックというのもなんだしねえ。誰か一緒にどうですか?興味ある人は連絡下さい(と一応言ってみる)。


VFTS0012.jpg

Kazumasa Oda Tour 2005 "大好きな君に"
2005年7月7日 日本武道館

 まるで女の子と初めてデートするときのような気分だった。昨日は興奮してなかなか寝付けなかったし、あまり寝てないにも関わらずいつもより早く目が覚めてしまった。そして今日は一日ほとんど何も手につかなかった。振り返ってみれば僕は10歳ぐらいから小田和正を聴いていたわけで(この頃は親に聴かされてたという表現の方が正しいかもしれないが)、13年の時を経て念願の初コンサート。


05-07-06.jpg 明日は小田和正のコンサートに行ってきます。平日19時からのコンサートなんて、来年からはまず行くのが無理だろうから、今年はできる限り大切にしていきたい。その場限りの、一夜限りの、大切な時間をね。
 ちょうど7月7日の七夕ということで、素敵な夜になるのではないかと期待。なるといいな。

 大好きな君に。大好きな、君に。


 1週間前にmersy'sのまーしーさんから回ってきた(回してくれてありがとうございます)ミュージカル・バトン。実はずっとやりたいと思っていたのだけど、せっかく回ってきたのにまとまった時間がとれなくて全然書くことができなかった。ようやく書くことができました。

 ミュージカル・バトンについてはこちらを参照。発祥は海外のブログらしく、以下の5つの質問に答え、5人に回すというものらしい。

・Total volume of music files on my computer
・Song playing right now
・The last CD I bought
・Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
・Five people to whom I'm passing the baton

 なぜ1人から5人で"バトン"なのかが謎だけど、指数関数的に増えていくから、全員が重なることなくちゃんと5人ずつ回していくと、14回目で地球の総人口ぐらいになる計算・・・(5の14乗=6103515625)。

 おそろしく長くなってしまったので、時間があるときにでも読んでください。


 凄い。未だに一昨日のライブの興奮が冷めやまないというか、余韻が残ってる。目を閉じると僕は武道館のスタンドにいて、ステージではブライアンが歌ってる。あるいはついさっきまで武道館にいたかのような感覚。あの時の興奮をとてもリアルに感じることができる。こんなの今までで初めてだ。すごいすごい!
 昨日今日とセットリストをそのままの曲順で流して聴いているんだけど、1曲1曲、全部ライブでの様子が鮮明に浮かんでくる。もしかして僕はものすごい宝物を手に入れてしまったのではないだろうか。そんな風に思う。

There will never be another tonight
C'mon baby - hold on tight
There will never be another tonight
I don't care if it's wrong or right
(There Will Never Be Another Tonight/Bryan Adams)

 二度とこない夜。一生忘れられない夜になるんだろうな。


balive-1.jpg再びギターを手にした、
永遠のROCK'N' ROLLERが
数々のヒット曲と共に帰ってくる!

 5年ぶりだというブライアン・アダムスの来日公演、日本武道館での最終公演に行ってきた。もう東西線に乗っている時からワクワクしてたし、九段下で降りて武道館に近づくにつれ、どんどん興奮が高まっていった。


pacifico.jpg パシフィコ横浜で行われた、ノラ・ジョーンズ来日コンサートに行ってきた。国立大ホールに行ったのは今回が初めてだったけど、ビールやワインが売られてて実に優雅。キャパシティも5000強とかなり大きく、音響も結構良かったと思う。非常灯を消さないのはどうかと思ったけど、窓から港が見られるし、なかなかいい感じだった。


 君との出会いは、運命的というよりは決定的だった。いや、運命的で決定的だった。最初からそう決まっていたし、僕らは出会うべくして出会った。世界は僕と君が出会うために回ってきた。僕はそう確信している。
 初めて会ったときから、目と目があったその瞬間から、君は僕の心をとらえて放さなかった。心にとけ込む声と、ギリギリ手の届かない言葉。僕が求めれば君は僕に手をさしのべてくれるのかもしれない。でも君は僕を求めてくれない。僕にできることは何もないのかな。そのことが凄くもどかしい。もっと求めて欲しいし、期待して欲しい。僕はそれに全力で応えるから。
 時々、君に出会ってなかったらと考えることがある。こんなにも苦しい思いをすることはなかっただろうし、そして、世界がこんなに素敵になることもなかっただろう。ありのままの君が見たい。ありのままの僕を見せたい。そして、ずっと側にいて欲しいんだ。

 ずっと君に会うことだけを考えていた。やっと会えるね。


forumkado2.jpgTOSHIKI KADOMATSU
&His Friends Performance 2004?2005
“Fankacoustics★Solid&Elastic TOUR”
?ALL OVER JAPAN もう一度・・・?
Both Sides Version Special

コンサート名なげーよ…。

 アルバム『Fankacoustics』をひっさげ昨年から行ってきたツアーの集大成。スペシャルからというには、色々なことが特別。まず会場がコンサートホールとしてはおそらく日本最大の東京国際フォーラム!そして今までSolid SideとElastic Side、2バージョンで別々のミュージシャンを起用してツアーを行ってきたが、今日は全員集合!最後にチケット代が8500円と普段よりもちょっと高い!


 これまでにそんな経験はないし、今後もあるのかどうか甚だ疑問だけど、女性を口説くならボビー・コールドウェルしかいない。別に口説かなくてもいいんだけど、そんなシチュエーションによく似合うということです。とにかく甘い。


1年を締めくくる音楽(後編)

 これにて年忘れ音楽談義シリーズは終了です。一見何の脈絡もなく好き勝手に取りあげてきただけと思われるかもしれませんが、実は僕自身にとっては色々な意味を持った選択・選曲でした。読んでくれた方、ありがとうございました。もうここまでまとめてやることはないだろうけど、音楽の紹介はこれからもちょくちょくやっていきたいと思います。


1年を締めくくる音楽(前編)

 ついに今年も終わり。高校の先生が言ってたことなんだけど、時間に区切りがあるというのは素晴らしいことだと思う。人間が勝手に決めたこの時間という概念は、時に膨張することもあれば縮小することもあるのだろうけど、全体として見れば極めて均質に流れている。そして決して止まることはないし、僕たちはただ「時が経つのは早い」と決まり切った言葉でしか評価することができない。そんな時間に1つの区切り。
 そんな終わりを締めくくるのに相応しい音楽を最後に挙げたい。まあ自分のお気に入りの音楽を聴いて締めればいいとは思うのだけど。


EBTG、悲しき出会い

 世の中には不幸な巡り合わせというのがある。その時はよくわからないのだけど、あとになってよくよく考えてみると「もしもあの時出会わなかったら」と思ってしまう、そんな悲しい出会い。最初から出会うべきではなかった。お互い知らないままだったらどれだけ幸せだったことか。
 というのをひしひしと感じさせるのが、このeverything but the girl(以下EBTG)の1枚。


feat. Bryan Adams

 人を好きになるのに理由なんかないのと同じで、ロックを聴くのに理由はいらない。だがしかし、人を好きになるというのは、それなりの理由があるのではないかと思う。一目見た瞬間からあなたのことを、なんていうのでも、やはり一目見た時の何かに惹かれて好きになるんじゃないかと思うのだけど、どうでしょうか。まあそれはどうでもいいとして、僕にとってロックというのは、ごちゃごちゃした理屈抜きの単純明快なものでなければならない。言いたいのはそれだけである。
 前回ベビーフェイスが初めて買った洋楽のCDだと書いたが、これは嘘だった。ごめんなさい。中2の時にボン・ジョヴィのCDを買っていた。ああやっぱりと思われるだろうけど、"Something For The Pain"や"Livin' On A Prayer"が、当時13,14の僕にとってたまらなく格好良かったのである。だが周りで人気が出てきたこともあり、その後ひねくれ者の僕はどんどん興味を失っていってしまった。
 そして出会ったのがこのブライアン・アダムス。友人と一緒に新宿のタワレコに行き、時間を持て余してたので適当に試聴したのがきっかけ。その時はCDを買わなかったんだけど、大学に入ってからちゃんと聴き直した。彼の方が僕の“サイズ”に合っていた。


feat. Eric Clapton

 僕がエリック・クラプトンを知ったのは、おそらく僕らの世代の多くの人達同様、"Change The World"がきっかけだったと思う。ヤードバーズもクリームも、デレク&ザ・ドミノズも知らない。ちなみに僕が初めてこの曲のCDを手にしたのは、プロデューサーを務めたBabyfaceの『MTV Unplugged NYC 1997』。クラプトンはギターのみの参加。高1の時、渋谷のタワレコで紹介されていたのを何気なく試聴して衝撃を覚えた。多分初めて買った洋楽のCDだと思う。
 話が飛んでしまったが、そういうわけで僕が知っているクラプトンには既にロック色はほとんどなく、スローハンドと呼ばれていることや、三大ギタリストの1人なんてことはどうでも良かった。古くからのファンは嘆いているのだろうが、A.O.R色が強まったクラプトンが好きになった。


Introduction

 今年も残すところあと1週間を切ってしまった。街は何だか慌ただしいし、テレビもくだらない番組ばかり。年末年始は家で音楽でも聴いてゆっくり過ごすに限る。大掃除なんて3月、暖かくなった春にやればいいじゃないですか。
 ということで、これからしばらく僕が聴いてる音楽を適当に紹介していきます。ちなみに僕はかなりの音楽大好き人間で、まさにNo Music, No Life状態。部屋にいるときはずっとステレオを鳴らしっぱなしだし、外に出てても移動中はポータブルプレーヤーで何かしら聴いている。好みはかなりめちゃくちゃで、割と幅は広い(と思う)。そして相当偏ってる。音楽の好みなんて人それぞれだから、何かの参考になるかもしれないし、ならないかもしれない。ほんの少しでも、誰かの音楽人生にプラスになれればいいなあとは思うのだけど。
 1回目ということで、まずは僕の趣向をジャンル別にざっと説明。


 ついに終わってしまった。最近ほとんどテレビを見なくなったんだけど、唯一毎週見続けていた番組「月曜組曲」の第一部。小田和正一本で勝負するというのが良かった。考えようによってはおそろしく低予算の番組だけど、でも嘘も偽りもない、“本物の”音楽が流れていた。
 小田和正は春と秋の季節の歌を得意とする。彼の歌はどれもやさしくてポジティブだ。でも僕がそこから何かを感じるかと言えばあまりそうでもなく、ただただ歌のうまさが印象に残るだけである。こんな言い方良くないのだろうけど、彼の歌は“綺麗すぎる”。特に最近はそれが顕著だ。ただそんな歌を歌える人、日本で彼一人だけだろう。
 一番好きなのは「FAR EAST CLUB BAND SONG」。サビに入る部分がいい。

君を通りすぎた愛のことなんて
今もこれからも知らないままでいい
思い出なんて走る二人の
後から追いかける
君を泣かせない
君に嘘をつかない
だから今はふり返らないで
 ・
 ・
 ・
多分君とはずっとうまくゆくさ
別にたしかなわけはないけれど
そんな風に信じてみるのも
二人には素敵なこと
君をつれてゆくよ
もうつまづかないで
その笑顔忘れないで


テンシュテット VS バーンスタイン

 マーラーの5番が病的なまでに好きだ。最初にマーラーを聴いたのは、高校生の時だったと思う。このときは1番の「巨人」に飲み込まれた。クラシックのクの字もわからなかった僕に(今だってわかっているかどうか相当怪しいものだけど)、マーラーの楽曲は壮大な宇宙を連想させた。そこでは生命が誕生し、終わりを迎え、さらにその先までもがあった。
 そして5番との運命的な出会い。なかでも有名な第4楽章のアダージェットは、この世で最も美しい旋律としか思えない。ただ、4章だけ切り取ればいいというものではない。だから、カラヤンの『アダージョ・カラヤン』なんていうのは好きになれない。例えそれがクラシックへの門戸を開いているとしても。とにかく、このアダージェットは単独として存在しているのではなく、1?3章から繋がり、そして最後5章へと続いて、初めて意味を成す。


ドビュッシー:交響詩「海」他
カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 ドビュッシーと言うと「ベルガマスク組曲」、「二つのアラベスク」などのピアノ曲が有名だけど、管弦楽曲についても忘れてはならない(もちろん室内楽曲、歌曲、オペラなどについてもだが)。あらためてドビュッシーという、一人の作曲家の偉大さを感じることができる。
 何より、カラヤンの圧倒的な力が印象的。ベルリン・フィルも、見事、精細にその要求に応えている。彼がどういう思いでこの曲を振ったのかは僕には知るよしもないことだけれど、描き出しているのは、我々が常日頃目にしている地球上に存在する海ではなく、生命が誕生した、生命が還っていく海のような気がする。しかもそれは個人の意識を遙かに超えた、この世の生命全てが関わっている海だ。
 ただ個人的な感想を言わせてもらえば、それは僕としてはやや“大きすぎる”。ドビュッシーの見せたかったスケールよりも、大きすぎるのではないかと感じる。もちろん、これほどまでに大きな海を見せられるのはカラヤンだからこそできることなのだろうし、僕らは手放しでこの名演奏・名指揮を賞賛するしかないのだけれど。


TOSHIKI KADOMATSU & His Friends Performance 2004?2005
“Fankacoustics★Solid & Elastic TOUR”
 ?ALLOVER JAPAN もう一度・・・?
2004.11.17 中野サンプラザ

 沼澤尚のドラムで幕を開けた。決して揺らぐことのない確かなビートと、彼特有のグルーヴ。そして次々とミュージシャンが登場。ベース松原秀樹、キーボード小林信吾、ギター浅野祥之、サックス本田雅人、そして何とトランペット数原晋!一瞬自分の目を疑った。まさか、数原晋が聴けるとは。彼ら全員、ここ10年、20年、名実共に日本の音楽シーンを作ってきたトップミュージシャンだ。これだけ豪華なメンバーを集められるのは、角松が昔から一貫してバックミュージシャン達に敬意を払ってきたからだろう。CDのセールスを考えれば、はっきり言って驚異的である。
 ライブというのは大きく2つに分けることができると思う。1つは、ただただ観客を喜ばせるためのエンターテイメントに徹するライブ。そしてもう1つは、CDの演奏をそっくりそのまま再現させるライブ。角松は後者、そして彼の場合さらにそこから上にいく。それぞれミュージシャン達をフィーチャーした、オリジナルでは聴けないような、ライブだからこそ実現するアレンジ。「たら」も「れば」もなく、ステージ上のミュージシャン達は皆本当に格好いいし、ほぼSEなしの生演奏は圧巻と言うほかない。それぞれの良さを、角松は見事に引き出す。それでいて自分の位置も見失わない。23年間積み重ねてきたものを感じさせる。
 ライブ中盤あたりになってくると、ステージに引き込まれてくる。周りの観客達は単なる飾りに過ぎない。存在しているのはステージと自分だけ、そんな感覚になる。細かい理屈抜きに、気持ちいい。知名度もセールスも今ひとつだけれど、このクオリティは日本最高峰と言って過言ではないだろう。これができるアーティストが、日本には一体他に何人存在しているというのか。
 あっという間の2時間40分。角松は最後に必ず「素晴らしいミュージシャン達にもう一度大きな拍手を」と口にする。それだけバックメンバーを大切にしている。僕らは彼らに、いつまでも惜しみない拍手を送る。そして僕たち、角松ファンは、決まって次々とこう口にする。もちろん僕も例外ではない。
 ありがとう、角松。


THE HITS -CORNERSTONES 3-/佐藤竹善

 Sing Like Talkingのボーカル、佐藤竹善が取り組むカバー集の第3段。これまではAORナンバー中心だったものの、今回タイトルの“THE HITS”が示す通りヒット曲中心のナンバーとなっている。あまり詳しくは知らないが、どうやらリクエスト投票によって決められたらしい。


バッハ:ゴールドベルク変奏曲/グレン・グールド

 4年ぐらい前に知り合いからもらったこのCDを最近よく聴いている。当時は全く興味をもてなかったものの、なぜこの良さがわからなかったのだろうと思うぐらいお気に入りの1枚となった。あの時聞こえなかった音が、今ようやく聞こえるようになってきたとでも言うべきか。
 グールドの演奏からは、音楽を奏でているというよりも、むしろ対話をしているような印象を受ける。そこには請いがあり、救いがある。世界が始まり、世界が終わる。
 そして僕は、世界が終わってしまったことに安心する。


 朝起きて、なんとなく音楽が聴きたくなったのでデビッド・サンボーンをかけてみた。フュージョンそのものとして考えれば、同じアルトサックス奏者でも、僕は本田雅人の方が好きである。もちろん両者を比較したとき、どう考えたってサンボーンの方が全てにおいて圧倒的に上だ。しかし、サンボーンは他の人のバックでこそ味が出るのであって、リードをとってもあまり目立つことはない。
 どれだけいいメロディーを奏でようとも、そこから聞こえてくるのは、ハイラム・バロックのギターであり、マーカス・ミラーのベースであり、スティーブ・ガッドのドラムである。珠玉の演奏だ。彼らの主張が強すぎるのか、それともサンボーンのプレイの本質とはそんなところにあるのだろうか。
 フュージョン(あるいはクロスオーバー、R&Bファンク、なんでもいいが)のみにとどまらず、スティービー・ワンダー、エリック・クラプトン、ポール・サイモン、そんな大御所のバックで吹くとき、彼の音色は周り全てをのみこむ。大地を切り裂き、天を駆け上がる。そういうことができるプレイヤーだ。間違いなく世界最高峰のサックス奏者だと聴くもの全てを確信させる。
 だからまあ、彼名義のソロアルバムはそれほど面白いところがないんだけど、そんなものかなとも思う。朝っぱらからバリバリのフュージョンやられてもね。

As We Speak
time again


 Eaglesと言えばとにかく“Hotel California”が有名だけど、僕はこの“Desperado(ならず者)”の方が好きである。この曲は、雑踏の中で聴いてもいいし、星を見つめながら聴いてもいい。そろそろ人のぬくもりが恋しい季節なのかもしれない。

Desperado/Eagles

Don't your feet get cold in the winter time?
The sky won't snow and the sun won't shine
It's hard to tell the night time from the day
You're loosin' all your highs and lows
Ain't it funny how the feeling goes away?

Desperado, why don't you come to your senses?
Come down from your fences, open the gate
It may be rainin', but there's a rainbow above you
You better let somebody love you, before it's too late

寒い冬を一人で過ごすというの?
空を見上げても雪は降ってこないし
太陽が輝くこともないかもしれない
明日のことなんて誰にもわかりはしない
このままだと何もかもが消えていくよ
そんな風に失っていくのはおかしいと思わないかい?

デスペラード、そろそろ目を覚ましたらどうかな?
フェンスを乗り越え門を開けてあと一歩
雨が降ってるかもしれないけどその後にはきっと虹が出る
誰かを愛そうよ
誰かに愛してもらいなよ
手遅れになる前にね
(Translated by K.Takeda)


 19の春、当時もらっていたアルバイト料の半年分ぐらいを出して、ステレオセットを組んだ。音楽は僕にとってなくてはならない存在であったし、その音楽をできる限りいい音で聴きたいという気持ちが出てくるのは、多分自然のことだと思う。あまり知識もなかったので、色々と人を頼ったりして、なんとか完成させた。初めてそれで音を鳴らしたときの衝撃は今でも忘れない。全ての音がくっきりと、鮮やかに広がり、今まで気づかなかった音が、いたるところから聴こえてきた。今まで聴いてきたものは何だったんだ?と思わせるほど衝撃的だった。
 その頃僕はA.O.Rにどっぷりつかっていたので、レコーディング時に使うような、正確なキチキチッとした音の出るJBLのスピーカーを選んで買った。ギターのカッティングや、ライドシンバルの音が綺麗に出ることを望んでいた。本当はB&Wのものが欲しかったんだけど、ちょっと値段が高くて僕には手が出なかった。今でもたまに欲しいなと思うことはあるけれど、このスピーカーも時間が経つにつれ段々味のある音を出すようになってきた(と思えるようになってきた)し、さすがにトールボーイのスピーカーを部屋に4本も置くわけにいかない。メルセデスには憧れるけど、自分にはフォルクスワーゲンぐらいがちょうどいい、多分そんな感じだ。
 何を「いい音」とするかは、人それぞれである。オーディオの世界はこだわればいくらでもこだわれるし、金銭面もほぼ無限の広がりを見せている。真空管アンプを使ったり、1個数万のインシュレーターを置いたり、1m数十万のスピーカーケーブルを使用したり。さらに電源からのノイズを抑えるため、コンセントも病院などで使われているものを…と、言い出したら本当にきりがない。はっきりいって、実際に組んで鳴らしてみなければ、どんな音がでるかなんてさっぱりわからない。僕の場合、最初あまりにも音が硬すぎたので、生活用品店にいって適当なゴムシートを買い、それを切ってスピーカーの四隅に配置したら、驚くほど効果があった。たかだか数百円である。また、アンプをDENONではなく、もしMarantzにしていたら、また世界は大きく変わっていただろう。
 艶やかな山下達郎の歌声も、奇跡としか言いようがないスティーブ・ガッドのドラムソロも、最初から最後まで圧巻だった小沢征爾のマーラーも、どことなく不条理なアート・ペッパーのアルト・サックスも、全てこのステレオで聴いてきた。多分僕の中に、無数の組み合わせから偶然的に作られた、この音がしみこんでいっているはずだ。それがわかるのは、もう少し後のことだろうけど。


 オーディオの善し悪しは出力で決まるといっても過言ではない。かといって、何十万の世界に足を踏み入れるのは無理なので、今日は2000円程度のイヤフォンを2つ紹介。ヘッドフォンもカナルも自分はどうも生理的に受け付けないので、これまで色々とイヤフォンを探してきたんだけど、この2つはコストパフォーマンスが最高ではないかと。

SENNHEISER MX400

一年前に購入したんだけど、これはいい。普通のイヤフォンだと圧倒的に不足していた中域が良くでていて、一発で音の違いを認識することができる。重低音も豊かに出てて、少し高域が弱いかなという印象。でも平均レベルとしてはかなり高く、ポータブルオーディオプレーヤー付属のイヤフォンに比べたら雲泥の差。問題点はY字型なので、胸の前でコードがぶらぶらすることかな。ボリュームスイッチつきのMX 500というモデルもあるが、音質的な違いがあるのかどうかは不明。

・SONY MDR-E930(コードの長さなどで少し型番は変わる)

これは最近購入。MX400よりも高域が良く出る。それが嫌な人もいるだろうけど、キチキチッとした音が出るのを好む人もいると思う。STEELY DANで例えるなら、MX400が“Aja”で、これが“Gaucho”。よくわからないな…。コードがビニールではなく布巻きなので少し固めだけど、絡みにくいのはいいかもしれない。「小さめ」を選んだら自分の耳に良く合い、今までよりも2割ぐらいボリュームを落として聴くようになった。今ならこっちをおすすめするかな。

もっと出せば色々といい製品があるのだろうけど、実売価格2000円前後という条件では、この2つが圧倒的に良いと思う。未だに付属のイヤフォンを使っている人は、2000円なので騙されたと思って。全然世界が違うから。


 日本テレビでやってた再放送のドラマ、東京ワンダーホテルを見てたら、バックに佐藤竹善の声が。何の曲だろうと思ってたら、Christopher Crossの「ニューヨーク・シティ・セレナーデ(Arthur's Theme)」だった。が、単なるカバーではなく、サビのところでなんと“TOKYO”と言ってる。アレンジなのだろうか?はっきりいって、かっこわるい。ドラマのためかもしれないけど、これではあまりにもクリストファー・クロスに失礼だ。まあ、ニューヨーク・シティ・セレナーデという邦題自体、めちゃくちゃ失礼なんだけど。
 どうでもいいが、僕は英語を話す人でTOKYOをトーキョーと発音する人に出会ったことがない。TOKIOみたいに、トキオと皆発音する。YMOの「Technopolis」は正しいのである。で、この竹善のカバーも、ただでさえTOKYOなんて無理やり変えられてて幻滅しているのに、曲中思いっきり“トーキョーシティ”と歌ってる。これはひどすぎる。まあ、日本人が東京をトキオと言ったらおかしいのかもしれないけど。Los Angelsと、ロサンジェルスみたいなものかな。ちょっと違うか。


 まだ始まったばかりだけど、ケンタッキーのCMでこの山下達郎の「さよなら夏の日」が使われていたので何となく。前にも書いたかもしれないけど、僕は高校生のときから夏が一年で一番好きな季節になった。その理由はよくわからないけど、とにかく好きなのである。はっきりいって、一年中夏でも構わない。四季があるから、いいと思えるんだよなどと言う人がいるかもしれないけど、そうじゃない。あの焼き付くような太陽の日差しだけで、僕は心からワクワクできる。
 で、この「さよなら夏の日」のイントロ及びエンディングが、PUFFYの「渚にまつわるエトセトラ」と全く同じメロディというのは、いかがなものだろうか。もちろん後者の方が後に出たものなので、奥田民生にこのあたりをきっちりと説明してもらいたい。というのも、凄くいい曲なのに、イントロ及びエンディングで、どうしても「リズムに合わせて?」と頭に浮かんできてしまうのである。せっかくの曲が台無し。


TOSHIKI KADOMATSU 20th Anniversary Live
AF-1993?2001-2001.8.23東京ビックサイト西屋外展示場-

 予約していたのが今日届いた。僕の生まれた年にデビューした角松敏生の20周年記念ライブ2日目の模様を収録。(つまり僕はこの年二十歳になった)本当は2日連続だったんだけど、1日目は台風で中止。そのおかげで、2日目のこの日は1日目の内容を少し盛り込んだため、4時間半というとんでもないライブ時間に。野外は初めてだったけど、音も割と良くて楽しかったことを覚えている。
 ちなみにエピローグで、去年横浜アリーナで行った1日目のリベンジに向かう姿が収録されている。あれも楽しかったな。ぜひともDVDで出して頂きたい。音もいいし、画面も綺麗だし、DVDは最高である。
 しかしAmazonさんはいきなり20%も引いてしまっていいのだろうか。まあ、僕としては大歓迎なんだけど。


 音楽というのは一過性のものではなく、後世に語り継がれていくべきだ。なんていう大義名分はどうでもいいとして、最近引っ張り出してきて、いいなと思った音楽を少し紹介。

・本能/椎名林檎

 この曲は、看護婦姿でガラスを蹴破っているPVが印象的だったけど、じっくり聴いてみてると改めてその凄さを感じる。ラ行は全て舌を巻いての発音で、初めて聴いたときは鳥肌が立った。歌詞はエロティックだが、なぜかそれに嫌悪感を抱くことはなく、何か心に響くものがある。男気という言葉が最も似合うドラマー、村石雅行のドラムも合ってる。まるで女の“本能”を包み隠すことなく歌い上げている椎名林檎に、男として応えているかのような演奏だ。森俊之のアレンジが合うのではないかと思ったら、後にカバーアルバムの「唄ひ手冥利」でやってた。個人的に、あの変態的なアレンジは好きじゃないけどね。

・Highwaystar, Speedstar/Cymbals

 Cymbalsはたしか早稲田の音楽サークルのメンバーで結成されたバンド。コンセプトは“かわいいパンク”だっけな。昨年解散してしまった。例によって僕はドラマー好きであり、このCymbalsの矢野博康もなかなか凄い。派手なサウンドの中にもたしかなビートを刻む、という印象。この曲は、何と言っても曲の最後で"?Highwaystar"の、rのところで一緒に息を吐くところがいい。日本語の歌詞は、正直言ってあまり合っていないと思うので、“What's Entertaiment?”など英語オンリーの曲の方がいいかな、Cymbalsは。ただ発音が…。

・ON THE CITY SHORE/角松敏生

 これは曲じゃなくてアルバム。83年の作品だから、僕がまだ2歳の頃。ちょうど角松が今の僕と同じ22歳(23かもしれない。いずれにしろ、僕も今年23になるから同じだ。)の時に作ったもので、そのせいからか、このアルバムの収録曲を、いわば等身大で理解することができるような気がする。CDの録音レベルはひどいものだし、音楽的にも、21年経った今聴いて技術的にどうこうと言えるものは正直ない。しかし、そこには僕と同年齢だった角松がいる。一見単なる“シティポップス”、夏・海を連想させる曲が並ぶアルバム。でも、よく聴いてみると、この時に角松が感じていた色々な感情、目にしていた景色がどんどんと見えてくる。多分それは、僕が今しか見ることができないものだろう。


 タモリ倶楽部に懐かしのTスクエアが出てた。懐かしと言ったら怒られちゃうかもしれないけど、具体的な曲は“TRUTH”しか知らないので、僕にとっては懐かしの存在だ。小学校5年生のとき、6年生達がこれに合わせて体操をやっててね。ジャジャン!ジャジャン!ジャジャン!っていうフレーズがたまらなく格好良かった。

 僕はフュージョンが嫌いというわけではなく、むしろ好きである。というか大好きだ。ライブに言って、あの微妙なノリを経験してみたいとは思わないけど、家ではしょっちゅう聴いている(なぜかフュージョン系は録音品質が高いものが多い)。
 かつてTスクエアのメンバーだった本田雅人のソロアルバムは2枚持ってるし、サックス繋がりでデビッド・サンボーン、あまり関係ないけどトランペットの小林正弘リードのアルバムも持ってる。スティーブ・ガッド参加の伝説のバンド、スタッフも好んで聴いてた。フュージョンのアルバムは、多分埋もれているのがあと10枚ぐらいはあると思う。残念ながらTスクエアは1枚もない。
 Tスクエアは4年ぐらい前から安藤まさひろと伊東たけしのみのユニットとなったらしいけど、僕は、フュージョンはお気に入りのプレイヤーが参加してないと聴く気にならない(特にドラム)。そして残念なことに、ドラムの則竹裕之が抜けてしまった。幼い素人のような顔をしながら、彼のドラムは凄かった。それがいいか悪いかは別として、彼の作り出す、村上秀一とも沼沢尚とも違う、独特のグルーヴにドラム少年達は酔いしれた(のかどうか知らないけど、僕は好きだった)。だから僕にとってTスクエア=則竹、と言っても過言ではないのである。
 7,8年ぐらい前、B'zのドラムが青山純から名の知れない若手に変わったとき、「これでB'zも終わりか」と思った。終わったのかどうか知らないけど、それから一気に興味が失せたのは間違いない。そしてTスクエアも。テレビでたまにライブの映像が映ると則竹さんのドラムばっかり見てたけど、それももうない。また一つの時代が終わったのかもしれない。


 Jaco Patstoriusのコンピアルバムを久々に引っ張り出してきて聴いてみた。これがtrue jazzなのかどうかはさっぱりわからないけど、そもそも僕はジャズというジャンル自体がよく分からない。というよりも、ジャズは全くといっていいほど聴かないのである。
 なぜか。やはり、ジャズはどうしても敷居が高いと感じてしまう。きちんとジャズを聴くなら、スピーカーは一本数十万から数百万するものを用意し、アンプは真空管アンプ、CDなんてのはもってのほかで、レコードでなくてはいけない、とかそういうのが色々とありそうである。僕がもってるキチキチッとした音がでるJBLのスピーカーは、まったくもってジャズには向かない。
 そんなたいしたものではないよ、と思うかもしれない。でもやはり、音楽というのはスタイルが重要だと思う。MP3でジャズを聴くっていうのは、やっぱりダメだろう。ラジカセもダメだと思う。そういうことを考えてると、すぐにマッキントッシュのアンプが?とか、そういう話になってしまう。このレベルになってくると、もはやインピーダンスや分解能の話を越え、音の暖かみの表現などといった超主観的な領域になる。インシュレーター(スピーカーの下などに敷き、振動を抑える)1個数万の世界は、僕には到底理解できない。でも僕の考えるジャズの世界は、そういうスタイルがあって然りなのだ。そんなにたいしたものじゃないよ、と思うかもしれないけど。


 最近山田優が宣伝してるvodafoneのCMがよく目につく。山田優は昔沖縄セルラーのイメージモデルで、去年テレビでは「おかげさまで1X 50万人突破」なんて宣伝をやってた気がする(沖縄で1ヶ月入院したときに見た)。彼女は契約切れでauグループは全国仲間由紀恵で統一なのだろうか。あと成宮寛貴もvodafoneのCMキャラクターとして起用されるらしいけど、この2人が出演してるTBSのオレンジデイズ(NTTドコモがスポンサー)はある意味凄い。しかも主役の妻夫木は1X WINのCMやってるし。
 そんなことはどうでもよくて、最近そのCMのバックに使われているケツメイシとやらをよく聴いております。と言っても「夏の思い出」と「涙」だけなんだけど(弟が持ってた)。ライム部分は何言ってるのか聞き取れないので、単純にメロディーがいいなあと思いながら。この5年ぐらいずっとヒット曲なんかとは、ましてやこういうジャンルの音楽とは無縁の音楽生活を送っていた僕にとっては、結構一大事。どういう心境の変化があったのか、自分自身でも驚いている今日この頃です。
 久々に、134号線を走りたくなった。


 僕がFMを聴きだしたのは中学2年の頃。このときはただ単純に、世間にあふれているヒット曲を聴きたいというのが目的だった。“Cindyのラブクリニック”なんていう中高生泣かせの番組があったりして、すごく楽しかったのを覚えてる。「みんな愛してるよ」なんて言われ、んなわけあるかよ、と思いつつも、温かいなあと思ったり。
 高校生になってからは、もう朝・昼・晩と1日中聴きっぱなしという中毒時期もあった。当時は部屋にテレビもなかったし、ましてやパソコンなんてものもない。お金がないからCDも買えない。DJが気まぐれでかける曲に胸を躍らせるしかなかった。その後普通の高校生のようにオールナイトニッポンを聴いてたりもしたんだけど、部屋にパソコンがやってきてからはほとんどラジオなんて聴く機会がなくなった。
 そしてここにきて、再びFMっていいなと思い直している。朝はかなりさわやかな気分にさせてくれるし、特に深夜の放送が素晴らしい。FMヨコハマでは午前3時頃からDJ部分がなくなり、ノンストップで70年代?90年代の曲が流れ続けるんだけど、どれも聴いたことがあるような曲で楽しい。この前なんかはSteely Danの“Rikki Don't Lose That Number”が流れてきて、本当に興奮した。
 まだラジオから流れてくる音楽にワクワクできる。そのことだけで僕はハッピーである。


 2000枚以上のCDコレクションを携えて引っ越しをしたダン・コスターさんは、新居で音楽を聴いていて奇妙なことに気づいた。CDはいつも大切に取り扱っていたのに、きちんと再生できないものがあるのだ。

 これは結構心配だなあ…。僕が今でもたまに聴くCDの中で最も古いものは中1のときに買った槇原敬之の“Pharmacy”。9年半ぐらい前のもの。当時は、大人になったらこんな恋をするのか、なんて思ったりしてね。そんな話はどうでもいいとして、今持ってる250枚ぐらいのCDが将来聴けなくなると非常にまずい。


 久々に、雨が音を立てて降ってる。なんとなく山下達郎の“2000tの雨”が頭に浮かんだので聴いてみたんだけど、ちょっと違った。この曲が合う季節は、春じゃなくて初夏かなと思う。まだ少し早い。
 でも、雨を歌わせたら山下達郎の右に出るものはいないと思う。中でも好きなのはシュガーベイブの“雨はてのひらにいっぱい”と、“Rainy Walk”。僕は家の中にいるときに降ってる雨は好きだけど、自分が外に出るときの雨は大嫌いである。雨が降っているだけで、気が落ち込んでくる。特に高校生のときは、本当に嫌だった。そんなとき、どれだけこれらの曲に救われたことか。

取り上げた曲が収録されているアルバム(別に宣伝はしてません。リンク先はHMV)
・2000tの雨-GO AHEAD
・Rainy Walk-MOONGLOW
・雨はてのひらにいっぱい(SUGAR BABE)-SONGS


 モダシンさん企画。“はっぴいえんど”とか色々考えたんだけど、あれはほぼ伝説なのでずるい気がする。ということで、僕は細野晴臣じゃないかと思う。彼をロック・ミュージシャンと呼ぶのは適切なのかどうかはわからないけど。エイプリル・フール、はっぴいえんど、キャラメル・ママ、ティンパン・アレイ、そしてYMO。たしかな流れをきちんと作ってきた。とは言え、僕が生まれたときは既にYMOが活動していた頃だから、実際のところはよくわからないんだけどね。
 YMOと言えば、大村憲司だな。彼もまた日本のロックシーンを作ってきた人物の一人じゃないかと思う。もう亡くなってから5年以上経つけど、まだ彼の音色は色あせない。色あせてはいけない。

Leaving Homeを聴きながら

Profile

take(take@blue-jam.com)
1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
音楽と夏と海をこよなく愛してます。
強く、やさしく、フェアに

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