
世界が徐々にその輝きを失う。大切にしたいと思うものが、この手のひらからどんどんこぼれ落ちる。信じていることが次々と音を立てて崩れていく。それは悲しいことだし、辛いことだし、苦しいこと。だよね?
多分、君も僕も忘れてしまっているんだ。世界が既に終わっているということを。
君が僕の街について何も知らないのと同じように
僕も君の街については何も知らない
僕の街よりもずっと寒いところなんだろうね
でもきっとその寒さの分だけ
海も空もやさしさにつつまれている
いつか君よりも素敵だと思える人に巡り会えたら
君の街に行ってみようと思う
あのとき感じたときめきにまた出会えるよね
通りすぎてゆく思い出のかけらかき集めて
もう一度出かけようあの街へ
きっと君に会える気がする
(Unforgettable/角松敏生)
ずっと気にかけていたことが1つなくなって
ぽっかりと空間ができた
何をそんなに必死になって作っていたのだろうと思う
いつかは壊さなければならないことを知っているというのに
僕はこの隙間に何かをいれるべきなのかな
それとも全部崩してしまうべきなのかな
本当はね
君にこの積み木の城を見せたかったんだ
君だけにね
リクルートから送られてきた「大学院生のためのキャリア研究」という冊子を読んでたら、思わず胸が熱くなってしまった。
僕たちは疑わなかった。
できないことなど無いと信じていた。
それはいまも。
僕にもきっとモノづくりの遺伝子がある。
僕は世界のどこにだって行ける気がするし、
やれないことなんてないと思ってる。
自分が望みさえすれば不可能なんてない。
周りや誰かのことを考えなくてもいいのかな。
本当に自分の好きなことをやっていいのかな。
世界で選ばれし20人のドライバー達
あらゆる人の思いと運命を背負って
全てが究極的に研ぎ澄まされた世界に飛び込む
君たちは何のために走るのか
誰のために極限の世界を求めるのか
なぜそこまで己を窮地にさらそうとするのか
辛くて険しい道を走らなければいけない
恐怖と絶望が支配している
ほとんど光の見えない道を
何のために
誰のために
一瞬の輝きにかける思いだけを支えに
全てを超越する強さと
決して揺らぐことのない自信と誇りを持って
守るべきもののために
愛する人のために
己の限界をこえるために
もし人生を一枚の真っ白な紙に例えるとするなら、日々の僕らはそこに絵を描いているわけでもなければ、線を引いているわけでもなく、ただ点を打ち続けているに過ぎない。それは極めて小さく、均質な点だ。
意識的に点を打つことがあるかもしれないし、気づいたら既に打っていたということもあるかもしれない。1つ1つの点が何を意味しているのかなんて考えるだけ無駄だ。次はどこに点を打てばいいのかなんて誰にもわからない。
でも、だからこそ、少しぐらいずれたって、遠くから見たらたいした問題にはならない。元々真っ白な紙だ、どこにどう点を打とうが構いやしない。もしも間違いに気づいたのなら、次はもっとうまく点を打とうという意識をもてばいい。そんなに難しいことではないはずだ。
そしてその打ち続けた点は、最終的に線となり、きっと1つの絵になる。僕はありったけの思いで、点を打ち続けるしかない。